カンテレ・フジテレビ系バラエティ特番『陣内バカリの最強ピンネタSP』が24日(23:00〜)に放送される。

左からバカリズム、陣内智則=カンテレ提供

○■ピンネタ特番第6弾に街裏ぴんくや友近ら登場

陣内智則&バカリズムがMCを務めるピンネタ特番の第6弾。実力派ピン芸人のおいでやす小田、街裏ぴんく、キンタロー。、友近、お見送り芸人しんいちの5人がとっておきのネタを披露する。まずは叫び芸でおなじみのおいでやす小田がスーパーの店員にふんしてあるあるネタで盛り上げると、今年のR-1グランプリ優勝者、街裏ぴんくは奇想天外な設定の妄想漫談を披露する。そしてキンタロー。が得意のモノマネ芸で畳みかけるとバカリズムも「モノマネされるご本人に訴えられたりして」との感想。これに対して陣内が「逆に、訴えられたら芸人冥利に尽きますけどね」と、そのクオリティの高さを絶賛した。またBGMを使って独自の世界観を作り上げる友近や、毒舌弾き語りで芸能人をバッサリ切っていくお見送り芸人しんいちが新ネタを披露し、会場を沸かせた。

○■バカリズム&陣内智則 収録後コメント

バカリズムは、印象に残ったネタについて「街裏ぴんくさんですね。最後にネタを見たのがR-1グランプリだったので。そこからさらに進化している、面白くなっている感じがしましたね。ぶっ飛んでいるのに、より笑いやすい」と振り返った。同じくMCの陣内も「確かにね。あの設定であれだけネタをやれるんだ……」とその実力を認める。またバカリズムは「あれだけぶっ飛んで、お客さんの心をつかみ続けるっていうのは話術ですよね。ただウソをつけばいいっていう話じゃない。言葉選びがやっぱりうまいですよね」と分析すると、陣内も「面白いよね。離れないですよね、お客さんが」と絶賛した。

また、お笑いタレントのふかわりょうが自身のXで、「R-1グランプリに挑戦する」と表明したことについて、バカリズムは過去を振り返りつつ「最初にやられた! と思ったのがふかわりょうさん。ひと言ネタも彼から始まった」と同じピン芸人としてリスペクトを見せると、陣内も「僕は同世代ですし、すごい覚悟で来てるんだな、かっこいいなと思いましたね。芸人としての核の部分が何か触れたんだろうなと思うから(ネタを)見たいですね。どんな感じで仕上げてくるのかというのもあるし、本当に2回戦で落ちても面白いな」としっかりオチをつけた。

するとバカリズムも爆笑し「え〜ショック、そんなの! 俺たちの世代のスターなのに」と反応したうえで、「僕は単純に楽しみですね。30年前から知っているので。ネタも面白いし。ひと言ネタのパイオニアなので、ふかわさんが舞台で久しぶりにやるネタってどんな感じなんだろうっていう。今までのスタイルなのか、新しいスタイルを見せてくれるのか、どっちでも楽しみ。普通にセンスが好きなんです」と、ふかわのR-1グランプリ挑戦に期待をにじませた。

MC2人に絶賛された街裏ぴんくは収録後の感想で「バカリズムさんと陣内さんに見てもらえたのがめちゃうれしいです。発想とかセンスとかいろいろ言いますけど、やっぱり熱量ですね。僕の中で1番欠かせないのは。熱量を持ってやった方がコンビやトリオに勝てるっていう。コンビだと2人のグルーブも生まれて……とか言うじゃないですか。1人でもグルーブが生まれると思う」と手ごたえを見せた。おいでやす小田は「バカリズムさん、陣内さんが見ているという状況は普段劇場でやる感じとやっぱり違いますね。ぐっと力が入りましたね」とコメント。友近も「コントとは違って素の私なんですが、検証ネタという『変なジャンル』のネタなので……。やっていて楽しかったです」と振り返った。













【編集部MEMO】

9月22日(25:00〜※関西ローカル・TVer見逃し配信あり)には、スピンオフ番組『今、見るべきピン芸人大集合! 最強NEXTピンネタ!』も放送。『R-1グランプリ』歴代王者・ファイナリストをはじめ、まだあまり世に知られていないピン芸人のネタを陣内智則・バカリズムがモニタリングし、今後のピン芸人界を盛り上げる逸材を発掘していく。番組には、今回がTV初出演の芸人や、コンビを解消し、心機一転ピン芸人として再スタートを切った芸人など多種多様なピン芸人たちが登場する。