仕事終わりの『Aマッソ』加納を直撃…!「フワちゃん騒動」がこれから迎える″笑えない結末″
事態は思わぬ方向へ
沈静化の兆(きざ)しは、一向に見えない。
タレント・フワちゃん(30)による芸人・やす子(26)への誹謗中傷騒動から1ヵ月が経過した。フワちゃんは8月8日に謝罪文を出し、11日には芸能活動休止を発表。これで幕引きかと思われたが、8月末に事態は思わぬ方向へと転がる。
「『NEWSポストセブン』が、やす子の投稿を最初に見つけ、フワちゃんをけしかけたのは芸人の『Aマッソ』加納(35)であると報じたんです。一方で加納の所属事務所は最初に投稿を発見したことなどは認めましたが、扇動はしていないと否定しています」(スポーツ紙芸能記者)
報道を受け、加納には非難の声が殺到した。しかし、ある芸能事務所関係者は「加納は黒幕ではない」との見解を示す。
「フワちゃんの謝罪文には仲間と大喜利的なノリになったうえでの投稿だったと書かれていますが、加納の所属事務所側は『そんなノリはなかったのに、フワちゃんが勝手に言い出した』と困惑しているそうです。しかし、ここまで騒動が大きくなっては変に反論しても火に油を注ぐだけ。表立って会見などはせず、やす子さんの事務所へ直接説明することで火消しを図るようです」
渦中の加納は今、何を思うのか。9月上旬、仕事終わりに直撃すると、最初こそ笑みを浮かべて対応したが、フワちゃんの名前が出るや、その様子は一変した。
――フワちゃんとの騒動について……。
「(言葉を遮(さえぎ)るように)あ、すみません、その話はごめんなさい」
――一言だけお願いします。名刺だけでも受け取っていただけませんか。
「ごめんなさい、(名刺も)大丈夫です。はい、すみません、ごめんなさい」
それ以降、FRIDAY記者の呼びかけに答えることなく、近くのビルへ入っていった。
三者三様の騒動の行方
いまだに波紋が広がり続ける「フワちゃん騒動」。今後、3人にはどのような未来が待ち受けているのか。まずフワちゃんについては、タレント復帰が絶望的というのが、業界の大方の見方だ。
「9月7日放送の『有吉の夏休み2024』(フジテレビ系)では、フワちゃんの出演シーンが全カットされました。これは事実上の『出禁宣言』であり、他局もこれに追従するでしょう。
しかし、日テレとの関係だけは切れていない。フワちゃんを気に入っていた『行列のできる相談所』の担当局員がキャスティングに影響力を持っており、先々での禊(みそぎ)番組など復帰への道を狙っています。番組HPから名前こそ落としましたが、日テレとしては降板を正式発表していない。フワちゃんがすがるとしたら、ここしかないでしょう」(日テレ関係者)
活動休止以降、フワちゃんは説明の場を設けることはせず、雲隠れを続けている。沈黙を守っているのは加納も同じ。前出の関係者が、「事務所間で話をつける」と語ったように、それまでは会見などの大きな動きはないだろう。
一方、そんな二人を尻目に、やす子にはさらなる活躍が期待される。
「今や好感度は全芸人中でもトップですから、起用したいテレビマンはごまんといる。さらに『24時間テレビ』のチャリティーマラソンのランナーを務めたことで、日テレとの関係性も強くなった。ランナーになれば当面、日テレの番組に優先的に呼ばれるようになるのが通例です。その姿をテレビで見る機会はさらに増えるでしょう」(前出・日テレ関係者)
しかし、必ずしも良いことばかりではない。
「やす子の好感度は上がりすぎてしまった。今後は少しでも失言があれば、それは失望という形でやす子に跳ね返ってくる。芸人としてはマイナスですが、守りに入らざるを得ない状況です。『もうやす子を見て本気で笑えない』との声もあり、芸人を続けるのか、タレント路線へ舵(かじ)を切るのか、事務所も方向性に頭を悩ませているそうです」(芸能プロ関係者)
今回の騒動が落とした暗い影は、そう簡単には払拭できそうにない。
『FRIDAY』2024年9月27日・10月4日合併号より