愛知県警察本部

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 愛知県警犬山署は4日、同県大口町河北2丁目、自営業平康希容疑者(20)=道路交通法違反罪で起訴=を大麻取締法違反(所持)の疑いで再逮捕し、発表した。

 平容疑者は8月13日、乗用車を運転して同県扶桑町高雄の名鉄犬山線の踏切で、豊橋発新鵜沼行きの快速特急列車(6両編成)と衝突。道交法違反(無免許運転)の疑いで逮捕された。調べに大麻を含む液体を「事故直前に吸っていた」と供述しているという。

 署によると、平容疑者の再逮捕容疑は、8月13日に大麻を含む液体約0.379グラムを所持したというもの。事故後に平容疑者の車を調べたところ見つかったという。

 署は、大麻の使用が事故に影響した可能性もあるとみて、過労や薬物などの影響がある状態での運転を禁じた道交法の「過労運転等禁止」での立件を視野に捜査を進める。

 この事故で、平容疑者と列車の乗客約420人にけがはなかったが、布袋―犬山間の上下線で約2時間運転を見合わせ、計35本が運休し、約4千人に影響が出た。(松本敏博)