最終予選に臨む堂安律、白星発進への“こだわり”を語る「圧勝できれば最高ですけど1−0でもいい」

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 日本代表のMF堂安律(フライブルク)が、3日にメディア対応を行なった。

 FIFAワールドカップ26アジア最終予選の開幕を目前に控える日本代表。8大会連続の本大会出場を目指すなか、3日からはヨーロッパ組も無事にトレーニングへと合流し、復帰を果たした伊東純也をはじめ、遠藤航や久保建英など27名全員がピッチに姿を見せた。

 インタビューに応じた堂安は、「飛行機の中から前回の最終予選を振り返った」と明かしつつ、「自分自身甘かった、悪かったと思えるところが沢山ある。技術とかは間違いなく日本が勝ってると思うんで、試合までの入り方の準備だとか、そこでしっかり抜け目なくやっていく必要があると思う」とコメント。「アジアカップで学んだことも沢山ある。もちろん圧勝できれば最高ですけど1−0でもいいと思ってるんで、勝ち点『3』にしっかりこだわってやりたいなと思います」と決意を示している。

 また、前回の最終予選では満足なプレータイムを与えられず悔しい思いを経験した堂安だが、「単純に実力が足りなかったと思ってますし、監督と話しても『なんか…』というところもあった」と当時を回想。「今思えば理解はできる」と前置きしつつ「あの当時はイライラしていた」と冗談混じりに語ったものの、「客観的に考えて、自分に足りなかったものはワールドカップ前にはもう気づいてましたし、そこにしっかり向き合いながら準備できた」と前回時からの成長を実感している様子だ。

 さらに、チームを率いる森保一監督については、「あまり多く話さなくても、何を求めてるとか、どこかを気にしてるとか、なんとなく考えてることが大体わかる」と信頼を強調。「チームの中心になりながら引っ張っていきたい」と意気込んだ。

 日本代表は今後、5日(木)19時30分から『埼玉スタジアム2002』で中国代表との初戦に挑む。その後は移動し、10日(火)日本時間25時から敵地でバーレーン代表と対戦。中国戦はテレビ朝日系列とDAZN、バーレーン戦はDAZNでライブ配信される。