日本代表初選出の超大型SB望月ヘンリー海輝!ポジションを争う「ライバル」5名

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5日にワールドカップのアジア最終予選で中国と対戦する日本代表。

今回、パリ五輪に出場した高井幸大とともに初招集されたのが、同じパリ世代となる22歳の望月ヘンリー海輝だ。

望月は今季、国士舘大学からFC町田ゼルビアでプロ入り。ガンバ大阪との開幕戦から途中出場でピッチに立つと、第9節のFC東京で初先発、いきなり初アシストを記録してみせた。

ナイジェリア人の父と日本人の母を持ち、192cm81kgの恵まれた体に速さ・強さ・高さを兼ね備えるほか、ロングスローも投げられるという超大型サイドバックだ。

さらに、三菱養和SC出身らしい実戦的な技術レベルの高さも魅力。高校時代はFWからDFまでさまざまなポジションでプレーし、大学時代でサイドバックに定着した。

以下はDAZNがまとめた今季のJリーグでのプレー集。

町田では守備対応の不安定さも目につくものの、スケールの大きさは破格。森保一監督もそのポテンシャルを高く評価して今回、サプライズに近い形で日本代表へと招集した。

望月の電撃招集により、ただでさえ激戦区となっている日本代表の右サイドバックはポジション争いがさらにし烈に。そこで、今後彼とメンバー入りを争うであろう5名の選手を簡単に紹介する。

菅原由勢

まずは、今回の日本代表にも招集されている菅原由勢。

攻撃性能はピカイチ。今年のアジアカップでは守備対応の拙さで控えに回ることもあったが、今季移籍したプレミアリーグのサウサンプトンでその辺りの対応力は磨かれていくに違いない。

毎熊晟矢

続いては、昨年9月の代表デビュー以降常連となりながら今回招集されなかった毎熊晟矢。

菅原同様、攻撃面で違いを見せる26歳は、この夏セレッソ大阪からオランダのAZへ移籍。早くも高い評価を受けており、望月が代表に定着するうえで直接的なライバルになりそうだ。

橋岡大樹

橋岡大樹はタイプ的に望月にやや近い、フィジカル系の右サイドバック。

念願かなって昨季プレミアリーグのルートン・タウンへ移籍したが、チームは2部へ降格。今季もここまで24チーム中23位に沈んでおり、橋岡自身も怪我で出遅れている。

関根大輝

大型サイドバックとしてパリ五輪で注目を集めた関根大輝もまた、今後ポジション争いに絡んでくる一人だろう。

187cmの長身に静岡学園出身らしい高い技術を備えた22歳の柏レイソルDF。負傷離脱中でなければ今月招集されていたのは彼だったかもしれないだけに、望月としては今回の代表活動で何らかの爪痕を残したいところだ。

半田陸

最後はパリ五輪直前に左足腓骨にひびが入ってしまい無念の離脱となった半田陸。好調ガンバ大阪で右サイドバックのレギュラーを掴んでいた、こちらも22歳だ。

192cmの望月ヘンリー海輝も続け!世界の「長身サイドバック」たち

身長は176cmと決して大きくはないが、スピード値の高さを攻守に生かせる内田篤人タイプのサイドバック。海外移籍の噂が絶えない彼もまた望月を脅かす存在と言える。