JRT四国放送

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9月3日未明、徳島県阿南市橘町の桟橋に停泊していた石炭運搬船から実習中の男子大学生が転落し、亡くなりました。

警察と消防によりますと、3日午前1時20分ごろ「男性が甲板から海に転落し引き上げたが、心肺停止の状態だ」と、119番通報がありました。

転落したのは、東京都江戸川区の22歳の男子大学生で、搬送先の病院で死亡が確認されました。

男子大学生は、2024年4月から海技士の資格を取得するために海運会社で実習に参加していて、2日午後8時ごろからほかの実習生らと船室で酒を飲んでいました。

男子大学生は泥酔した様子で、ほかの実習生から自分の部屋に戻るよう促され、船室を出た後に海から叫び声が聞こえたということです。

その後、船員が海に浮かぶ男子大学生を発見し、ボートで引き上ました。

警察が転落の原因を調べています。