パリ語五輪で話題となったレイガン(写真:ロイター/アフロ)

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パリ五輪女子ブレイキンに出場したオーストラリア代表レイチェル・ガン(ダンサーネーム・レイガン、36)をめぐり、地元テレビ局が争奪戦を繰り広げている。地元メディア「スカイニュース・オーストラリア」(ウェブ版)が2024年8月29日に報じた。

テレビ局は1年から2年に及ぶ独占契約を求めている

レイガンはパリ五輪女子ブレイキン1次リーグで、カンガルーのジェスチャーを織り交ぜたダンスなどを披露。3試合すべて0点に終わったが、独創的なダンス動画がインターネット上で拡散されると、世界的に話題を呼んだ。

「スカイニュース・オーストラリア」によると、地元オーストラリアの3つの民放局が独占契約を結ぶために競っているという。

記事では「レイガンはここ最近、タレントエージェントと契約し、オリンピックでの名声を活用したいという希望を示している」とし、「世界で最も話題になっているオーストラリア人のひとり、レイガンの将来について、現在複数のテレビ局と交渉中だ」と現状に言及した。

テレビ局は1年から2年に及ぶ独占契約を求めているという。

記事によると、「チャンネル7」の関係者は、ダンス番組「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ」の新シーズンの「目玉」として、レイガンの出演を望んでいるという。

「レイガンはオリンピック後、公の場にほとんど姿を現さず...」

これまで「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ」には、国内のさまざまなダンサーが出演し、人気を博しているという。

パリ五輪のパフォーマンスで一躍時の人となったレイガン。「0点」ダンスをめぐり、インターネット上では賛否が分かれ、レイガンのSNSにはさまざまな意見が寄せられた。

「スカイニュース・オーストラリア」は、レイガンの近況について「オリンピック後、公の場にほとんど姿を現さず、ソーシャルメディアにサポーターに感謝の意を表し、批判に反応する投稿を1つだけシェアした」と説明した。

記事によると、パリ五輪前4000人だったレイガンのインスタグラム・フォロワーは、29日時点で20万人を超えている。