新しい完全ワイヤレスイヤホン「Google Pixel Buds Pro 2」が登場!

既報通り、Googleは13日(現地時間)、アメリカ・カリフォルニア州マウンテンビューにある本社にてハードウェア製品の発表イベント「Made by Google Event - VIII・XIII・MMXXIV」を開催し、自社ブランドで「Made by Google」として開発・販売している「Pixel」シリーズの新商品として完全ワイヤレスイヤホン「Pixel Buds Pro 2(型番:G0DNE)」を発表しました。日本を含む1次販売国・地域では2024年9月26日(木)に発売され、すでに同社の公式Webショップ「Google ストア」では2024年8月14日(水)2:00より予約注文が実施されています。

Google ストアにおける価格(金額はすべて税込)は36,800円で、2024年9月2日(月)23:59までに購入すると、6,800円分のGoogle ストア クレジットがプレゼントされます。本体色はPorcelainおよびHazel、Wintergreen、Poenyの4色展開となっています。なお、アメリカでの価格は299ドル(約44,000円)。その他、日本ではGoogle ストア以外にもNTTドコモやKDDIおよび沖縄セルラー電話、ソフトバンク、Amazon.co.jp、エディオン、ケーズデンキ、コストコオンライン、上新電機、ノジマ、ビックカメラ、楽天ブックス、ヨドバシカメラ、ヤマダデンキなどでも販売されるということです。


Pixel Buds Pro 2はGoogleブランドで展開しているPixelシリーズの最新ワイヤレスイヤホンで、Pixel Budsシリーズでは初となるカスタムされたチップセット(SoC)「Tensor A1」が搭載され、業界をリードするオーディオ性能と便利な「Gemini」などの「Google AI」機能を強化しているほか、イヤホン本体を再設計して最大限の快適性とより安全なフィット感を実現し、これまで以上に小型軽量化され、4500万もの耳の形のスキャン分析と実際の装着テストに基づいて最も快適で安定感のあるイヤホンとして設計しているとのこと。

また新しい固定用アーチを回して調整することによってイヤホンが外れにくくなり、快適な装着感が得られ、付属する4種類の大きさのイヤーチップによってあらゆる耳にぴったりとフィットします。サイズはイヤホン本体が左右それぞれ約22.74×23.08×17.03mm(Mサイズのイヤーチップ装着時)、充電ケースが約49.9×63.3×25.00mm、質量はイヤホン本体が左右それぞれ約4.7g(Mサイズのイヤーチップ装着時)、充電ケースが約65.0g(イヤホン本体を含む)。引き続いてIP54等級の生活防水・防塵に対応。










さらにTensor A1の搭載によって「Silent Seal 2.0」を使用したアクティブノイズキャンセリングはが従来の2倍のノイズをキャンセルできるようになり、賑やかな街路の騒音からカフェでの周囲の会話までさまざまなノイズを効果的に低減してくれます。またこれまで以上にクリアでバランスのとれたオーディオ体験が実現しており、マルチパス処理はアクティブノイズキャンセリングの継続的な処理とは完全に独立した音楽専用の再生パスを提供し、高級イヤホンでもまれにしか採用されていないこの技術によって正確で臨場感あふれるサウンドとさらに優れたノイズキャンセリング性能を両立しています。

加えてアクティブノイズキャンセリングを有効にした状態でも最大8時間の連続再生が可能で、ケースを併用すれば最大30時間の再生時間を実現し、1日中使用することができ、急速充電が必要な場合はケースに戻して15分間充電すれば、バッテリー寿命が最大3時間延長されます。なお、アクティブノイズキャンセリングをオフの場合の音楽再生可能時間はイヤホンのみで最大12時間、充電ケース併用時は合計で最長48時間とのこと。イヤホン本体の充電は充電ケースに収納するだけでワイヤレスで行われ、充電ケースはUSB Type-C端子で有線で行うほか、ワイヤレス充電(Qi)にも対応しています。




その他にもGeminiを活用することでハンズフリーの仮想アシスタントが提供され、最先端の音声技術を使ってGeminiと長時間の会話を可能にするモバイル会話体験やGeminiライブチャットが搭載されており、まるでポケットの中の相棒のようなこの機能を使って新しいアイデアについて話したり、面接の練習をしたりでき、スマートフォン(スマホ)からGeminiライブチャットを立ち上げたらスマホンをロックしてポケットにしまい、後はGeminiと自由に会話するだけです。ただし、日本での利用にはGeminiアプリの言語設定を英語にして英語で発話する必要があります。

主な仕様は専用の11mmダイナミックスピーカードライバーやマイク×3、Bluetooth 5.4(LE Audio)、近接センサー(イヤホンの着脱を検知して自動再生・一時停止)、加速度計、ジャイロスコープとなっており、風の音を軽減するメッシュカバー、音声加速度計、クリア音声通話、スーパーワイドバンド、外部音取り込みモード、圧力自動調整、会話検知機能、モーション検出などに対応。また充電ケースは開閉を検出するホール効果センサーを搭載しています。対応OSはAndroid 6.0以降。













記事執筆:memn0ck


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