https://youtu.be/1SX5KOL6Vwg?si=fL7XunNeSB0N5_Zl

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『IT』シリーズなどでおなじみ、“ホラーの帝王”ことスティーヴン・キングによる同名短編小説の映画化となる『The Monkey(原題)』の初ティザーが米公開となった。血走ったデカい目のサルのオモチャを描くホラー映画だ。

Neon配給の本作は、ビルとハルという双子の兄弟が、幼少期に住んでいた家の屋根裏で父親の古いオモチャのサルを見つけるところから始まる。その後に凄惨な死が相次いだことで、兄弟はサルのオモチャを捨てて普通の生活へ戻ろうとするが、年月とともに兄弟は疎遠になっていく。しかし、再び不可解な死が続いたことをきっかけに、ビルとハルが再会。兄弟で団結し、オモチャが再び殺人を犯す前にサルを完全に始末しようとするが……。

初ティザーは、サーカスで流れるような陽気な音楽でスタートするが、ダークな画面から徐々にサルのオモチャが姿を見せ始めると、サウンドが耳を刺激する不況和音に。サルがトントンと太鼓を叩き続けると太鼓の表面に鮮血が飛び散り、全身血まみれになった男性が姿を見せる。ビルとハルのどちらなのかは不明だが、恐怖におののいた様子の彼が眼鏡を取ると、血を浴びていない目の部分だけ素肌が見えるという、恐ろしくも滑稽なシーンが続く。

この殺人モンキーは、『トイ・ストーリー3』(2010)にも登場したサルのオモチャ「わんぱくスージー」を彷彿とさせるオモチャだ。バズ・ライトイヤーたちが閉じ込められたサニーサイド保育園で、目を見開いてカメラで監視するサルの姿がなんとも不気味だった。

ビルとハルの二役で主演するのは、『ダイバージェント』シリーズや『アンダーワールド ブラッド・ウォーズ』(2017)などに出演しているテオ・ジェームズ。脇を固めるキャストとして、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのイライジャ・ウッド、「シー・ハルク:ザ・アトーニー」(2022)のタチアナ・マスラニー、『ウォッチメン』(2009)のローラ・メネル、「シッツ・クリーク」(2015-2020)のサラ・レヴィ、(2023)のコリン・オブライエン、『ハロウィン THE END』(2022)のローハン・キャンベルらが登場する。

メガホンをとるのは、『フェブラリィ ~消えた少女の行方~』(2015)『呪われし家に咲く一輪の花』(2016)で監督・脚本を担ったオズグッド・パーキンス。パーキンスは原作者のキングとともに脚色も手がけ、『アクアマン』や『ソウ』シリーズなどで知られるジェームズ・ワンがプロデューサーで参加する。『M3GAN/ミーガン』(2022)のような、本来は子どもと友達になる存在が恐怖存在に転じるホラーが描かれそうだ。

『The Monkey(原題)』は2025年2月21日に米国公開予定。

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