ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

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大谷が35号

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地パイレーツ戦に「1番・DH」で先発。3回の第2打席で3試合ぶりの35号2ランを放った。飛距離136.6メートルの特大弾。現地で拍手を送った球団の伝説的OBの姿が、中継カメラにも抜かれていた。

 超特大弾をかっ飛ばした大谷に、観客席で生観戦していたOB左腕も立ち上がって拍手を送った。白髪の男性の正体は、サイ・ヤング賞3度を獲得したドジャースの伝説的左腕サンディ・コーファックス氏。アメリカ野球殿堂入りも果たしている。1966年に27勝をマークするなど、背番号32は球団の永久欠番となっている。

 MLB公式X(旧ツイッター)でも「ショウヘイがボールを粉砕、サンディー・コーファックスは拍手」と動画付きで投稿され、ドジャース公式Xでも「サンディー・コーファックスのためのショー」と伝えられていた。「偉大な存在が偉大な存在を目にした」などと米ファンも注目していた。

(THE ANSWER編集部)