高木豊氏「阪神が広島や横浜の勢いを止めてほしい」

高木豊氏が自身のYouTubeチャンネルで動画『【阪神】岡田監督が今季4度目のサヨナラ負けにボヤキ連発…4併殺の打線に『全部引っ張りで強引に行き過ぎ』森下佐藤輝明の打撃絶好調はいつまで続く?阪神の現状を解説します!!』を公開。動画内で発言者である高木氏は、阪神とヤクルトの試合について解説し、阪神の打線と投手陣について語った。動画のタイトルにもある通り、岡田監督のコメントにも触れながら、森下選手や佐藤輝明選手の打撃好調を取り上げ、その持続可能性についても見解を述べた。

高木氏は「昨日の試合は、才木が登板したが、神宮を苦手にしているというデータがある。マウンドの傾斜や環境が合わなかった」と分析。またヤクルトのバッター陣が「フォークを完璧に見切っていた」と指摘し、特にサンタナ選手の復帰が阪神ファンにとって苦しい展開を生んだと語った。「阪神ファンとしては、あと3試合休んで欲しかった」と冗談交じりに話した。

さらに、雨による試合の中断に対してもコメント。「あの流れだったら、セーフティースクイズも考えられたが、中断があったことで色々と作戦が狂った」との見解を示した。高木氏は雨中の試合は「攻撃している方が有利」としつつも「中断が阪神のリズムを崩した」と分析した。

記事の後半では打線の確実性についても触れ、「全部引っ張りでサードゴロ、ショートゴロばかりだった」と指摘。森下選手と佐藤輝明選手に対して、「強引になりすぎやな、ランナーいてる時は」と岡田監督が苦言。また、投手陣についても「岩崎や石井、桐敷の投手のフル回転が必要」と語り、今後の試合に向けての期待を述べた。

動画の締めでは、高木氏は「阪神が広島や横浜の勢いを止めてほしい」と述べ、「次のカープ戦でのバイオリズムがどうなるかが鍵」とまとめた。さらに、阪神が優勝するためには「ここからの調整が重要」と強調した。