池井戸潤さんの最新長編『俺たちの箱根駅伝』刊行から約2ヵ月。
 刊行記念キャンペーン「『俺箱』を読んで、箱根ホテル小涌園に泊って、箱根駅伝ミュージアムに行こう!」には、すでに1300件を超えるアツい感想が寄せられました!
 その一部を抜粋して、掲載します。

 キャンペーン第1弾の〆切・7月30日は間近。奮ってご参加ください。

『俺たちの箱根駅伝』あらすじ


『俺たちの箱根駅伝』上巻


『俺たちの箱根駅伝』下巻

 本作の舞台は、「東京箱根間往復大学駅伝競走」――通称・箱根駅伝。
 勝利を目指してひた走る、青春の群像劇……時に涙し、ぶつかり合いながら真剣勝負に挑む若人たちの姿を活写する。
 そして、「箱根駅伝」には、忘れてはならないもうひとりの主役がいる。このレースを届けるため、全ての情熱と技術を注ぎ込むテレビマンたちだ。
 知られざる戦いが、幕を開ける!

 60歳になり殆ど読書はしなくなった。箱根駅伝はよくTVで見ていたので、たまたま目に留まった本書を購入。いやー感動した。読書で涙が溢れたのは何年ぶりだろう。上巻の途中からは一気に最後まで読んでしまった。素晴らしい作品です。(60歳男性)

 箱根駅伝が好きな祖父に「面白いから読んでみろ。もう3回は読み返した」と勧められて読んでみました。読んでみると、実際の箱根駅伝をみているかのような疾走感がありました。読み進めていくうちに、一緒に走ってる感覚になり、なんだかとてもスッキリした気持ちになりました。
 最後まで一気に読んでしまうくらい、面白かったです。教えてくれた祖父に感謝したいと思います。(25歳女性)

 来年の箱根駅伝がとっても楽しみになりました。この本を読んで、走り始めました!(44歳男性)

 感動しました。寄せ集めのランナーと私も一緒に箱根駅伝を走ってる……私自身陸上部出身なので……男性だったら箱根を目指したかった思いがあって毎年箱根駅伝を楽しみに放映を見ています。走ってる時のそれぞれの選手の心の動き……本当にその物で……。
 物語と一緒に、箱根を走らせてもらいました。上巻下巻と一気読みしてしまって。もっとじっくりまた読み返します。久々にワクワクしながら読みました。(70歳女性)

 途中から涙が出てきて、最後は号泣してしまった。諦めない事は人生の矜持となると信じる。(55歳男性)

 力強く躍動感ある文体で、スポーツの奥深さ、努力とその先にある栄光を想起させる上下巻でした。そして、箱根駅伝の中継が読み手の心を躍らせる内容でした。居ても立ってもいられず、録画した箱根駅伝100回大会の動画をみることで、改めて箱根駅伝の魅力を感じました。(47歳女性)

 今、時間は土曜日朝5時。久しぶりに時間を忘れて一気読みしました。走る選手とテレビ中継スタッフの熱い情熱が胸に刺さる作品だと思います。
 信念を貫く事の大切さをいつも伝えてくれる池井戸作品の良さが出ており、爽快な読後感を感じられました。(46歳男性)

 世の中には実を結ばない努力もある、だが、何も生まない努力なんかない。この言葉にもう一度努力してみようかなと、励まされたというよりも心が癒されました。30代も半ばを過ぎ、何者かになれなくては意味がないからと夢もそのための努力も諦めていましたが、何かに向かい努力をすることで得るものは必ずあるよと教えてもらい、自分のような者でも努力していいんだと許されたような気持ちになりました。私には箱根駅伝は走れないけれど自分の人生に胸を張れるよう精進したいと思います(そこに甲斐さんがいてほしい!)。(37歳女性)

 箱根駅伝の歴史に敬意を表し、箱根駅伝ファンを唸らせる作品ですね。選手、また、箱根駅伝に携わる人の想い、人生が伝わります。
 勇気、元気をもらいました。毎日の通勤でオーディブルで聞いていましたが、文字として読みかえしたいので本を購入しました。何度読んでも面白いです。さすが池井戸さんの作品です。(54歳男性)

 駅伝の本は多々あれど報道、連合の視点から描かれ、とても面白かった。走ってる選手の件からすでに涙腺崩壊。池井戸氏の本は、はずれなし。(74歳女性)

 こんなにもページを捲る手が止まらないのは久方ぶりでした。選手一人ひとりのバックボーンに思わず感情移入してしまい、区間ごとにうるっと来てしまいました。また、情景が容易に想像でき、テレビの中、それこそ自分だけの特等席で箱根駅伝を観戦しているようで、とてつもない満足感でした。来年の箱根駅伝は間違いなくテレビの前で齧り付いてみてしまうと思います。(29歳男性)

 感動で震えが止まらない。本選が始まる前の上巻からもう泣いていました。一人一人の選手や関わる人々、それぞれの苦悩が葛藤しながらも生き生きと描かれていました。読んでいる間、10人の走りが見え、足音、沿道の歓声、アナウンサーの実況が聞こえ、私自身がずっと伴走しているような錯覚に陥るくらい。ああ、本当に感動した。家族でハマってしまったのでこの夏は箱根のコースを巡る予定です!(53歳女性)

 自分自身箱根駅伝が大好きという理由だけで読み始めたが、自分は何のために今を頑張っているのだろうかということを深く見つめ直すきっかけとなったし、これからの事も考えていかなければならない時期なので深く刺さりました。(18歳男性)

 池井戸潤さん初読みです。箱根駅伝に惹かれて手にしましたが、久しぶりにワクワクする作品に出会いました。これが池井戸潤さんらしさなのでしょうか。選手たちとテレビ局の両方の視点で描かれているところが面白い。何回も泣かされました。これは名作です!(65歳女性)