エアコンを消し忘れたまま週末旅行に行ってしまいました…2日間で電気代はいくらかかったでしょうか?

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忙しい日々のなかで、エアコンを消し忘れてしまうことは誰にでも起こり得ます。なかには、週末エアコンをつけっぱなしで旅行に出かけてしまい、電気代に不安を感じる人もいるかもしれません。 昨今は物価高が続いていますので、不要な電気代は減らしたいところです。 この記事では、エアコンを2日間つけっぱなしにした場合の具体的な電気代を計算しています。また、エアコンの節約方法もご紹介していますので、節約で悩んでいる方は参考にしてみてください。

エアコンを2日間つけっぱなしにした場合の電気代

8畳用のエアコンの場合、冷房モードの消費電力量は110ワット~1030ワットほどのようです。風量や設定温度の違いにより、消費電力量に大きな差が出ます。
電気代は以下の式で求められます。
・消費電力量(ワット)÷1000×使用時間(アワー)×電気単価(円/キロワットアワー)
上記の式にあてはめて計算をします。
今回は消費電力量が500ワットで、2日間エアコンをつけっぱなしにしたと仮定します。2日間なので使用時間は48時間、電気単価は公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が公表している31円/キロワットアワーとします。
以上を元に計算すると、2日間で、約744円の電気代がかかることが分かります。
エアコンの消費電力量は、製造会社や製品、設定温度、モードによって大きく異なります。電気単価も変動がありますので、参考程度にしてください。
 

エアコンの電気代を節約する方法

昨今は物価高が続いており、電気の消し忘れなどの不要な出費はなるべく減らしたいところです。今回は、普段からできるエアコンの電気代を節約する方法を3つご紹介します。
節約で頭を抱えている方は、参考にしてみてください。
 

こまめにエアコンのフィルターと室外機を掃除する

エアコンは部屋の暖かい空気を吸い込んで、冷たい空気にしてから吐き出すことで部屋を涼しくするという仕組みです。効率よく部屋を涼しくするためには、空気の通り道をふさがないことです。
吸い込む空気量が減ると部屋を冷やす力が弱くなり、多くの電力を必要とするためといわれています。効率よく部屋を涼しくすることで、結果として節約につながる可能性があります。
同様に室外機の吹き出し口を掃除すると、さらに効率よく部屋を涼しくできる場合があります。
 

風量は自動モードにする

エアコンは風量を自動モードにすることで、部屋の温度を設定された温度にするために適切な風量へと調節します。始めから微風モードや弱風モードだと、部屋が涼しくなるまでに時間がかかり、結果として電気代がかかってしまうといわれています。
自動モードにすることで、最短で設定温度に近づけられるため、節約につながる可能性があります。
 

冷たい空気を循環させる

空気の動き方の法則には、暖かい空気は上にたまり、冷たい空気は下にたまるというものがあります。部屋のなかで温度差ができてしまう温度ムラが、エアコンの消費電力を大きくする原因の1つといわれています。
生活スペースの空気は冷えているのに、エアコン周囲の空気が暖かいと設定温度に近づけようと余分な電力を使用してしまいます。温度ムラを減らすためには、扇風機やサーキュレーター、空気清浄機を併用して空気を循環させるとよいでしょう。
 

500ワットのエアコンを2日間つけっぱなしにした場合の電気代は約744円

8畳用のエアコンの場合は、冷房モードの消費電力量が110ワット~1030ワットの商品が多いようです。消費電力量が500ワットで2日間エアコンをつけっぱなしにしたと仮定した場合、2日間で約744円の電気代がかかることが分かりました。
昨今は物価高が続いていますので、不要な電気代は減らしたいところです。エアコンの電気代を節約する方法として、フィルターや室外機を掃除することや風量を自動モードにすること、冷たい空気を循環させることといった方法が挙げられます。
節約に悩んでいる方は、今回ご紹介した方法を試してみてください。
 

出典

公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 Q&A
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー