「運転者が死角を理解せず」 小松島のトレーラー事故で国が報告書公開【徳島】
3年前、徳島県小松島市で小学生の女の子がトレーラーにひかれ死亡した事故で、国土交通省が委託した事故調査委員会は6月28日「運転者が死角を理解せず小学生がいないと判断した」ことなどが事故の原因とする報告書を公表しました。
この事故は2021年12月、小松島市和田島町の県道交差点で小学生の女の子が、左折していた大型トレーラーにひかれ死亡したものです。
また、「トレーラーの死角を十分に理解せず、左のサイドミラーとサイドアンダーミラーを見たのみで小学生がいないと判断した」ことも要因としました。
また、運転者が勤務していた運送会社についても、「教育が不十分」として、「死角や内輪差といった車両の特性などを踏まえた安全確認の方法や運転操作の指導の徹底」を再発防止策として挙げています。