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 ◇G1・宝塚記念(2024年6月23日 京都芝2200メートル)

 上半期を締めくくる宝塚記念は18年ぶりに京都で開催され、3番人気ブローザホーン(牡5=吉岡)がG1初制覇を飾った。

 前日からの雨の影響で重馬場での決戦。レース前にいったん雨は上がったが、レース中に再び雨が降る中、大外からライバルたちをぶち抜いた。

 ブローザホーンは父エピファネイア、母オートクレール(母の父デュランダル)の血統で通算21戦7勝。

 騎乗した菅原明、吉岡師ともにJRA・G1初勝利を挙げた。菅原明は「馬に感謝しかない。まだまだG1を勝てるように頑張っていきたい」と胸を張った。

 ▼宝塚記念 1960年に創設。68年に出走資格が4歳以上となったが、87年から再び3歳馬も出走できるようになった。年末に中山競馬場で行われる有馬記念と同様、ファン投票によって出走馬が選定され、「春のグランプリ」として定着している。