スポニチ

写真拡大

 元参院議員ガーシー(本名・東谷義和)氏(52)が11日に公式X(旧ツイッター)を更新。自身が落語家転身を表明したことに、同業者から批判が寄せられている件について言及した。

 ガーシー氏は、4日に開催されたトークイベントに出演した際、その話術を生かして落語家を目指すことを公言。弟子入りはせず10月のデビューを目指しているといい、高座名は「東笑亭(とうしょうてい)ガーシー」とすると、一部ネットニュースで報じられた。また、「東笑亭」という高座名を販売することや、オンラインサロンの特典にする計画などもあるという。

 この件について、8日放送のABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)にVTR出演した落語家・東生亭世楽は「ガーシーさんが落語をやることについては、一言も反対してない」というも、「(高座名を)“売る”と言っている。当然面白がって買うわけですから、東笑亭何とかっていうのが、ネットにワラワラとわいてくるわけですね」と危惧する。

 「落語をあまり知らない人は、下手すると“素人が高座に上がれるんじゃん”って。一緒くたになるのも困るし、ひいては僕だけじゃなくて、伝統社会として困る。落語界を敵に回してしまうんじゃないかなって」と思いを語っていた。

 また、自身の屋号と同じ発音である「東笑亭」を名乗ることについても、プロの高座名を勝手に使用しない不文律があると指摘。「音が同じだったら、意味がないんです。アマチュアの人たちはそれをわかっているから、絶対にないシャレの名前をつけているんです。だから、暴露亭とかだったらいいです。暴露亭ドバイでもなんでもいいんです」としていた。

 こういった批判が同業者から多く寄せられている件について、ガーシー氏は「なんかいろいろ取り上げてもらって、すいませんw」と“余裕”の態度をみせていた。