キングス・ワールドカップ、ネイマールがオーナーのFuria FCはベスト8敗退
『キングス・ワールドカップ』は、バルセロナなどで活躍した元スペイン代表DFジェラール・ピケ氏が主催する7人制サッカーの国際大会。スペイン・バルセロナの『キングス・リーグ』参加チームと、メキシコで開催されている『アメリカス・キングス・リーグ』に参加している多国籍チームに加え、ワイルドカードとして出場する各国の代表チームが世界一を目指す。
『キングス・リーグ』在籍チーム同士の対戦となったxBuyer Team（スペイン）とLos Troncos FC（スペイン）の試合は、敗者復活枠（Redemption Game）から勝ち上がって本大会出場を決めたxBuyer Teamが9−4で勝利し、準決勝へ進出した。
マンチェスター・ユナイテッドなどで活躍した元メキシコ代表FWハビエル・エルナンデスがオーナーを務めるOlimpo United（メキシコ）は、『キングス・リーグ』在籍のSaiyans FC（スペイン）に3−4で敗戦。Saiyans FCが準決勝進出を決めた。
アル・ヒラル（サウジ・プロフェッショナルリーグ）所属の元ブラジルFWネイマールが共同オーナーの1人を務めるFuria FC（ブラジル）は、G3X FC（ブラジル）との同国対決に臨んだが、結果は3−5で敗戦。Furia FCに所属する2004年FIFA最優秀選手賞受賞した元ブラジル代表のフットサル選手、ファルカンは2得点を決めて、1試合MVPに選出されたが、準々決勝で敗退となった。
この結果、準決勝の対戦カードはPorcinos FC対xBuyer Team、Saiyans FC対G3X FCに決定。『キングス・リーグ』在籍の3チームとワイルドカードの1チームが勝ち上がることになった。
なお、日本からは人気配信者の加藤純一氏がオーナーを務めるムラッシュFCが、日本代表として参戦していたが、1勝2敗でラストチャンスラウンド敗退。元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティ、今季はインドネシアリーグのバヤンガラでプレーしていた元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランが所属するStallions（イタリア）は、ラウンド16でPorcinos FCに敗れて敗退し、元アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロがオーナーを務めるKunisports（スペイン）はOlimpo United（メキシコ）に敗れてラウンド16で敗退という結果に終わった。
【決勝トーナメント結果】
＜ラウンド16＞
・Peluche Caligari（メキシコ）3−4 Limon FC（トルコ）
・Porcinos FC（スペイン） 5−3 Stallions（イタリア）
・xBuyer Team（スペイン） 4−3 Jijantes FC（スペイン）
・Los Troncos FC（スペイン） 5−4 Los Aliens 1021（アメリカ）
・Aniquiladores FC（スペイン） 5−5（0−2） Saiyans FC（スペイン）
・Kunisports（スペイン） 2−4 Olimpo United（メキシコ）
・Furia FC（ブラジル） 7−3 Muchachos FC（アルゼンチン）
・G3X FC（ブラジル） 4−3 Ultimate Móstoles（スペイン）
＜準々決勝＞
・Limon FC（トルコ） 3−4 Porcinos FC（スペイン）
・xBuyer Team（スペイン） 9−4 Los Troncos FC（スペイン）
・Saiyans FC（スペイン） 4−3 Olimpo United（メキシコ）
・Furia FC（ブラジル） 3−5 G3X FC（ブラジル）
＜準決勝＞
・Porcinos FC（スペイン） vs xBuyer Team（スペイン）
・Saiyans FC（スペイン） vs G3X FC（ブラジル）
