とちぎテレビ

地域のにぎわいづくりに向けて工場の跡地を活用したイベントが５月２６日、矢板市で開かれました。

イベントが開かれたのは、矢板市のシャープ栃木工場跡地の一部「デカーレ矢板」です。ここは、県内外に国産材の製材工場を展開する「トーセン」が取得し、「デカーレ矢板」として地域の森林資源を活用した住宅資材の生産やバイオマス発電などを計画しています。さらには、敷地の一部を開放し交流イベントなどを開催して、新たな人の流れを生み出していく考えです。

２６日は跡地を活用した第一弾として、矢板市商工会とともに「やいた楽市楽座」と題した初めてのイベントが開かれました。イベントには、市内外の商店や企業からおよそ１００を超える店舗が集まりました。また、今年１月１日に発生した能登半島地震の復興を支援しようとブースが設けられ、大きな被害を受けた能登町から地元の商工会のメンバーが訪れ海産物などを販売しました。このほか、バギーの試乗やドローン体験なども行われ大勢の人たちでにぎわいました。