認定制度「おもてなしタクシードライバー」新設で接客力アップ
観光などで宇都宮市に訪れたタクシーの利用客に対して、安全で快適に案内できるおもてなし力の高い接客でリピーター客を増やす役割を担ってもらおうと２９日、新たに創設されたタクシードライバーの認定式が行われました。
「宇都宮市おもてなし推進委員会」によって新たに設けられたのは、「おもてなしタクシードライバー」の認定制度です。
宇都宮市内にある５つのタクシー会社から男女６人のドライバーが、おもてなし推進委員会の上野勝弘委員長から、認定証やその目印となるステッカーを受け取りました。
６人は所属する会社から推薦を受け、これまでに宇都宮市の観光に関する勉強会を受講し、過去３年間、無事故無違反であることなどを条件に認定されました。
おもてなし推進委員会は、国内観光のインバウンドの回復に加え、去年８月のＬＲＴ・ライトラインの開業による交流人口の増加を追い風に認定事業を新たに開始することで、タクシードライバーのホスピタリティーを高めて利用者の増加を図りたい考えです。
早速、２９日は２人のタクシードライバーが認定ステッカーを車両に貼り、関係者に見守られるなか出発式が行われました。
おもてなし推進委員会では、年間で１０人ほどを目標に認定を行っていく方針です。
