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WWE】KING &QUEEN OF THE RING(5月25日・日本時間26日/サウジアラビア)

 体重公称123キロ、圧倒的な物量で相手を圧殺してきた怪物女子レスラーが自重をお尻に込めた“ケツ爆弾”でまさかの誤爆。エプロンの一番カタイところに強打して「アァア…!」と、断末魔の悲鳴を場内に響かせる一幕があった。

【映像】一番カタイところで…衝撃自爆に悶絶

 WWEのプレミアムイベント「キング&クイーン・オブ・ザ・リング」で、ナイア・ジャックスとライア・ヴァルキリアによる決勝戦。ナイアが終始攻め続けるなか、得意の体重全乗せの殺人技をまさかの自爆。自らの重みで大ダメージを負う悶絶シーンにファンからも心配の声が相次いだ。

 SMACKDOWN代表ナイアとRAW代表ライラの対戦は、先月育成団体から昇格してきた新人ライラが“怪物”ナイアに終始攻めこまれる展開となった。ライラ渾身のバックからのスリーパーもハエを払うように片手で軽くぶん投げるなど、パワーの差は歴然。「こんなの勝てないだろ」「まるで子供扱いだ…」とファンも諦めムードだ。

 そんななかライラが思わぬ形でモンスターに一矢報いるチャンスが訪れる。ナイア得意の「サモアン・ドロップ」でグロッキー状態のライラをコーナーに引きずって運ぶと、ライラはなぜか自ら首をエプロンに出す。
 
 これにセカンドロープに駆け上がったナイアは全体重を乗せたヒップアタックを狙うが、これがライラの新人らしからぬトラップだった。落下するギリギリのタイミングで攻撃を回避すると、123キロの”尻爆弾”はエプロンに「ゴツン」と鈍い音をたてて誤爆。いつもは相手を潰す必殺技がブーメランになって帰ってきたナイアは尻を強打して「ウォーっ…アァア…!」と過去聞いたことのない悲鳴をあげて大悶絶。ファンからも「一番カタイところに…」「尾てい骨が折れる」「ケツが割れる」と痛みを実感するような”痛い”コメントが相次いだ。

 その後ライラはWWEきっての巨漢にパワーボムを狙うも押し潰されて反撃はここまで。WWE女子において嵐のように対戦相手を蹂躙しながらも、近年はなかなかタイトルに恵まれなかったナイアが久々の栄冠「クイーン」の称号を手にした。(ABEMA/WWE『KING &QUEEN OF THE RING』)