AIで簡単にゲームを開発できるツール「Braindump」の初期テスト版がリリースされました。Braindumpでは文章を入力するだけで3Dモデルからコーディングまでのゲーム開発に必要な作業を実行できます。

Building an AI game studio: what we’ve learned so far - Braindump Incorporated

https://braindump.me/blog-posts/building-an-ai-game-studio

Braindumpは見下ろし型の3DCGゲームを開発できるAIゲーム開発環境です。Braindumpの画面はこんな感じ。



Braindumpで3Dモデルを生成する様子は、以下のデモ映像で確認できます。

3Dモデルを生成したい場所を指定してから「x-wing starfighter(Xウイング・スターファイター)」と入力。



すると、スター・ウォーズに登場するXウイング・スターファイターにそっくりな3Dモデルが生成されました。この3Dモデル生成機能は、3Dモデル生成AI「Meshy」を用いて実現しているとのこと。



3Dモデルを生成した後は、プロンプトを調整したり、ネガティブプロンプトを追加したりできます。



デモ映像では「BB-8」「TIEファイター」「R2-D2」も短時間で生成しています。



3Dモデルを用意したら、3Dモデルの動きを設定します。動きの設定もコーディングなどの作業は不要で、動きを説明する文章を入力するだけでOK。以下のデモ映像では、実際に3Dモデルの動きを設定する工程を確認できます。

画面上のスターファイター選択して、「スターファイターでレーザーを撃てるようにして」と入力。



これだけで、レーザーを撃てるようになりました。



さらに、スターファイターとBB-8を指定して「スターファイターから『敵を追尾してやっつけるBB-8爆弾』を落とせるようにして」と入力。



指示通りに、「スターファイターの軌跡に合わせてBB-8が現れ、BB-8が敵を追尾する」という動作を実現できました。



なお、Braindumpを使うには、以下のリンク先から初期テストへの参加をリクエストする必要があります。

braindump incorporated

https://braindump.me/signup