U-17日本女子、アジア杯決勝“必勝ポイント”は? 4得点の主将「強さを見せ続けたい」
U-17女子アジアカップ決勝で北朝鮮と激突
U-17日本女子代表は5月19日にインドネシアで開催されているU-17女子アジアカップ決勝の北朝鮮戦に臨む。
この一戦を控えキャプテンのMF眞城美春や白井貞義監督がアジアサッカー連盟(AFC)に向けて、勝利へのキーポイントを語っている。
今大会は8チームが参加し、4チームずつ分かれたグループリーグを実施。上位2チームが準決勝に進出し、3位以内のチームがU-17女子W杯への出場権を得る。日本はB組を首位通過し、準決勝では韓国に3-0の勝利を収めて大会の目標を1つ達成した。決勝戦ではグループリーグ3試合22得点でA組を首位通過し、準決勝では中国を1-0で下した北朝鮮と対戦する。
白井監督はここまでの4試合で15得点1失点で勝ち上がってきたことを踏まえ、「明日の試合は厳しいものになるだろう。ゲームプランはここまで4試合へのアプローチと同じようなものになるだろうが、選手のコンディションを維持しながらディフェンスを安定させることに集中しなければいけないのは間違いない。今大会、我々は無失点をキープすることに努めたが、決勝戦ではそれが試されることになる」と話した。
また、ボランチの位置からのパスワークの中心になり攻撃参加して大会4得点している眞城は、北朝鮮との決勝戦について「最初の20分間は、ポゼッションを維持するのと、相手からボールを奪うことが目標。監督は私たちにいつもどおりのプレーをするように言っているので、特に前半はいつもどおりのゲームプランで臨む」とコメント。そして「ボールを失うと簡単に勢いを失ってしまうので、それを避け、相手につけ込まれないように正確なパスをしないといけない。この試合でも自分たちの強さを見せ続けたい」と話した。
女子アンダー世代のアジア勢では特に日本と北朝鮮が2強状態を形成している。2回目の優勝を目指すU-17女子W杯への弾みをつけるためにも、ここで勝利を収めてアジアチャンピオンの座を手にしたい。(FOOTBALL ZONE編集部)