「さすがに厳しすぎ」 福岡J助っ人FW退場に賛否、カード判定が議論「これでイエロー?」
福岡ザヘディへのジャッジに意見真っ二つ
J1リーグ第15節のアビスパ福岡対セレッソ大阪(0-3)で下されたジャッジが議論に発展している。
福岡の助っ人FWが接触シーンで2枚目のイエローカードを受けた場面で、カード提示に値するか否か、ファンの間では意見が割れており際どい判定に「さすがに厳しすぎ」との指摘も寄せられた。
議論の対象となったのは、後半16分のシーンだ。福岡が相手陣内へ攻め込んだなか、FW紺野和也が右サイドからゴール前へ送ったクロスに対し、FWシャハブ・ザヘディが反応。この際、先にヘッドでクリアしたDF西尾隆矢にやや遅れて身体がぶつかると主審はファウルとみなした。
このプレーに対して高崎航地主審はイエローカードを提示。前半のうちに警告1枚をもらっていたザヘディは退場処分となった。この判定が試合後、SNS上で議論に発展。遅れて体当たりする形にはなっているものの、警告に値する反則かは際どく「これだけでイエロー二枚目でる?」「さすがに厳しすぎ」などと疑問視する声が並んだ。
一方で「1枚目のイエローが限りなくレッドだから、辻褄合わせの2枚目イエローかな」「素行荒かった」との指摘も。前半31分の警告では、ボールをキャッチしたGKキム・ジンヒョンに対して、背後から膝を入れるような形で妨害。「DAZN」で解説を務めた元Jリーガーの中払大介氏も「やってはいけないようなプレー」と厳しく見た。
1枚目、2枚目の警告シーンとも、そのプレーに対する反則が取られて然るべきだったかもしれないが、2つの事象を比較すると、反則レベルで差を抱かせたのも事実。果たして同じイエローに該当するものだったのか、ファンの混乱を招く形になった。(FOOTBALL ZONE編集部)