川栄李奈さんのインスタグラム(@rina_kawaei.official)より

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アイドルグループ「AKB48」の元メンバーで俳優の川栄李奈さんが、2024年5月16日に放送されたトーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演し、当時20歳でアイドルを卒業した際に掲げた3つの夢を明かした。

「カムカムエヴリバディ」は応募者数3061人のなかから見事抜擢

10年にAKB48第11期研究生オーディションに合格し、人気メンバーとして活躍していた川栄さん。学力テスト企画などで発覚した「おバカキャラ」が人気を博し、15年当時20歳のときにグループを卒業。以降は俳優として活動し、21年後期に放送されたNHK朝の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」のヒロインの1人を演じた。

応募者数3061人のなかからオーディションでヒロインに選ばれた川栄さん。「オーディションは、20歳でAKB48を卒業したときに『朝ドラのヒロインになりたい』っていう夢がずっとあって。今までで6回受けてきたんですけど、ようやく受かった作品がカムカムエヴリバディだった」と説明した上で、「自分のなかでも印象的な作品になりました」笑顔を見せた。

AKB卒業時に掲げた3つの目標とは

幼少期の頃からテレビっ子でドラマに親しんできたという川栄さんは、AKB在籍時に出演したドラマ撮影で演じる楽しさを知り、「役者として生きていきたいな」と考えるように。20歳でグループを卒業する際、3つの目標「大河ドラマに出ること」「朝ドラのヒロインになること」「映画でアカデミー賞を獲ること」を掲げたというが、周囲からは「私も性格的にこう、周りから『おバカ』ってすごく言われていたので...。突き進むタイプなので、周りの方は結構心配してくださった」と告白。それでも「この3つを目標にいきます!」と宣言し、卒業から4年後の19年に大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」への出演を果たした。

また、目標の2つ目「朝ドラにヒロインとして出演すること」を、「カムカムエヴリバディ」で叶えた川栄さん。番組MCの黒柳徹子さんから「朝ドラ初めての3人のヒロイン。3人って聞いて、期待したんですって?」と話を振られると、「期待しました」と即答。「いつもは1人じゃないですか。でも今回は3人いるってことは、いつもより倍率が......、可能性がもしかしたらあるのかなと思って」と茶目っ気たっぷりに、当時の率直な気持ちを明かすのだった。