細谷真大が今季初ゴールをマーク【写真:Getty Images】

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柏FW細谷が湘南戦で今季初ゴール

 柏レイソルは5月15日、J1リーグ第14節で湘南ベルマーレと対戦し2-1の逆転勝利に成功した。

 今季初ゴールに加え全得点に絡んだU-23日本代表FW細谷真大。エース復活の兆しに注目が集まっている。

 昨季J1で14得点を記録した細谷は、今シーズン開幕からリーグ戦8試合連続ノーゴールと苦しんだ。それでもU-23アジアカップには代表として選ばれ、準々決勝、準決勝で2試合連続のゴールを挙げる。この代表での試合が復活のきっかけになったかもしれない。

 前節FC東京戦(3-3)の試合後には「どん欲に狙っていきたい」と得点へのギラギラした野心を改めて語っていた柏のエースは、湘南戦でチームを救う活躍を見せる。

 1点ビハインドで迎えた後半32分、味方のスルーパスに対し相手エリア内で身体を張ってボールを保持すると倒れ込みながら中へ折り返す。FW木下康介がこれを押し込み同点とし、同アディショナルタイム1分にはMF島村拓弥のクロスに反応し胸トラップから素早い振りで右足一閃。ニアのゴールネットを揺らし今季初ゴールをマークした。

 細谷の2得点に絡む活躍で柏は5試合ぶりの勝利。エースの復活にサポーターも歓喜に沸いた瞬間だった。SNS上でも「スランプを脱した」「こっから頼むぞ柏のエース」「待ってた」「ここから爆発しそう」と反響。ここからの巻き返しに期待が高まっていた。(FOOTBALL ZONE編集部)