UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝後に涙を見せたダニエレ・オルサート主審に注目が集まっている。イギリス『ザ・サン』が伝えた。

 オルサート氏は7日に行われた欧州CL準決勝第2戦のパリSG対ドルトムントで主審を担当。試合はアウェーのドルトムントが1-0で制し、2戦合計2-0で11シーズンぶりの決勝進出を果たした。

 同紙によると、48歳のオルサート氏は今夏のEURO2024を最後にキャリアを終える予定となっており、欧州CLではこれがラストゲーム。ひとつの区切りを迎え、感極まったようだ。

 オルサート氏は2010年から審判を務め、2022年のカタールW杯開幕戦や2019-20シーズンの欧州CL決勝戦など、これまで重要な試合を裁いてきた。

 SNSではオルサート氏に対し、「ダニエレ、今までありがとう!」「美しい試合で素晴らしいジャッジをする偉大な審判の1人だ」「トップクラスの審判であり、引退したらその経験がとても惜しまれることになるだろう」と称賛の声が上がっている。