マラドーナの“盗まれた”ゴールデンボールがオークションに 落札額は2億円以上か
2020年に亡くなったアルゼンチンが誇るレジェンド、ディエゴ・マラドーナ氏。
1986年のFIFAワールドカップではアルゼンチンを2度目の優勝に導き、大会MVPであるゴールデンボール賞を授与された。
『BBC』によれば、そのマラドーナの“盗まれた”ゴールデンボールがオークションにかけられるという。
オークションを手掛ける「Aguttes」の担当者はこう話している。
「金塊を作るためにマフィアに盗まれたとか、いろいろな話や伝説がある。我々は必要な確認をすべて行い、警察にも通報した。
我々がこのボールを所有して1年ほどになる。製造者のコメントなど詳細が多くあるので、いいと言えるまでかなり調査した。
(ゴールデンボールは2016年にフランスのオークションで匿名の人物によって購入された。しかし、購入者はどういうものかを知らなかった)
彼は他の多くの物と一緒に購入したので、当初は重要なものだとは知らなかった。購入したケースには多くのトロフィーが入っていた。その後、彼はネットで検索して、ゴールデンボールかもしれないことが判明した。彼はマラドーナとFIFAに連絡したが、うまくいかなかった。
確か、1986年W杯イングランド戦のユニフォームに900万ポンド(17.4億円)の値が付き、その試合のボールが200万ポンド(3.8億円)で落札された、だから、我々は数百万になることを期待している」
100万ポンドはおよそ1.9億円なので、2億円以上での落札を予想しているようだ。