JRT四国放送

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3月30日に行われた、サッカーJ2リーグ第7節、徳島ヴォルティスはホームでザスパ群馬と対戦しました。

ここまで19位のヴォルティス、ホームに迎えたのは最下位の群馬です。

ヴォルティスは前半からチャンスを量産しますが、得点には至りません。

エンドがかわった後半は、新加入のチアゴアウベスを中心に攻め、後半26分には、そのチアゴアウベスがゴールネットを揺らしますが、これはオフサイドの判定。

逆に後半31分、群馬に少ないチャンスをものにされ、先制を許します。

結局、ヴォルティスは群馬の4倍以上、9本のシュートを打つもゴールは奪えず0対1で敗れ、単独最下位に転落しました。

(徳島ヴォルティス 吉田達磨監督)
「勝てなかったことが全て、責任は感じています」

そして、徳島ヴォルティスは3月31日付けで、成績不振を理由に吉田達磨監督の解任を発表しました。

吉田監督は、2023年8月に就任しチームをJ2残留に導きましたが、2024年はリーグ開幕から7試合で1勝1分け5敗と不振が続いていました。

吉田監督は「選手は勝利を届けようと懸命に戦ってくれたが、チームの結果につなげることができなかったのは単に私の力不足によるもの」と、コメントしています。

また、31日は、岡田明彦強化本部長の辞任も合わせて発表されました。

岡田強化本部長はジュニアユースやジュニアの監督などを経て、2005年から強化部強化担当となり、2019年から本部長を務めていました。

ヴォルティス、次節第8節は、4月3日にアウェーで清水エスパルスと対戦します。

この試合、監督は不在となり、増田功作ヘッドコーチ(47歳)が暫定監督として指揮を執ることになっています。

なお、強化本部長には阿南市出身で、J1京都などでプレーした黒部光昭クラブアドバイザー(46歳)が就任することが発表されました。