元気だった頃のゴールデン・レトリバーの“トビー（Toby）”と、プーションの“ミロ（Milo）”。トビーはミロが家にやって来た時に出迎えていた（『milo_istheman　「We miss you Toby」』より）

写真拡大

今年1月、TikTokに投稿された小型犬“ミロ（Milo）”の動画が多くの人の心を揺さぶっている。動画はミロが、親友犬でゴールデン・レトリバーのオス“トビー（Toby）”を亡くした直後の姿を捉えたもので、悲しく遠吠えを繰り返すのだった。米ニュースメディア『Newsweek』などが伝えた。

【この記事の他の写真を見る】

「私たちはあなたがいなくなって寂しく思っているのよ。トビー。」

そんな言葉とともにTikTokに投稿された1本の動画が、人々の涙を誘っている。

動画はプーション（トイプードルとビションフリーゼのミックス）のオス、ミロが家のソファーに寝そべり、天を仰ぎながら遠吠えをする様子を捉えたもので、「トビーが12年の生涯を閉じた直後」と説明がある。

さらに飼い主は「ミロがこんな声をあげたのは初めて」と言葉を添え、こう記していた。

「トビーはミロがやって来た日、家にいた。そして2匹はお互いに、離れられない存在になったの。」

「それでミロは心が折れてしまった（私たちみんなと同じようにね）。」

「ペットの愛がいかに深いものか…。どうか決して過小評価しないで欲しい。」

そしてミロの悲しみに満ちた叫びには、次のようなコメントが寄せられた。

「これはミロの魂の悲痛な叫び。親友を失って嘆き悲しんでいるんだよ。」
「どうかミロのそばに座り、話をしてあげて。」
「かわいそうなミロ。トビーの死を悲しみ、苦悶しているのだろう。」
「死んだトビーを見せ、ニオイを嗅がせてあげて。そうしたらミロは、前に進めると思うから。」
「私まで泣けてきた。」
「いつもよりたくさんの愛で包みこみ、ミロを癒してあげて。」
「ミロはトビーを呼んでいるんだよ。」
「なんて悲しいのだろう。ミロの悲しみが痛いほど分かる。」
「親友を亡くすのはつらいよね。トビー、安らかに。」

なおトビーがいつ亡くなったのか、TikTokでは明らかにされていないが、実はミロは現在14歳になるという。それで飼い主は「ミロはいつまでたってもベイビーなのよ」と記しており、1月に投稿された動画はかなり前に撮影されたものと思われる。

そして“ベイビー”という言葉通り、最近の動画のミロは、おじいちゃんながらもやんちゃでお茶目な姿を見せており、フォロワーらを楽しませているようだ。

ちなみに昨年9月には、フェンス越しの挨拶を3年間続けてきた犬が、友達犬の死を悟った瞬間の様子が捉えられ、TikTokに投稿されて話題となっていた。

画像は『milo_istheman　「We miss you Toby」「Selfie Game Coming In Hot」』『Court　TikTok「I’ve been saving these videos for a “puppy best friend” post…」』『The Dodo　「People Are In Tears Over Dog’s Touching Final Act Of Love For Her Friend」（MARCELO RODRÍGUEZ）』『Koala Rescue　Facebook「KOALA RESCUE Inc received a call from a most concerned member of the public」』『Patricia Marzell　Facebook「Edit : thank you everyone for all the love」』より
（TechinsightJapan編集部　A.C.）