WWE】SMACKDOWN(3月8日・日本時間9日/ダラス)

 世界最高峰のプロレス団体を広島弁が席巻? 米国のWWEで日本人女子レスラーが日本語の方言で抗争相手を挑発するシーンがオンエアされ、話題となっている。

【映像】ついにカイリまで…小悪魔すぎる方言挑発の瞬間

 WWEの現女子タッグ王者カイリ・セイン&ASUKA、女子王者イヨ・スカイの日本人トリオが年間最大の祭典『レッスルマニア』を前に、抗争相手を挑発。3選手とも全編日本語でマイクパフォーマンスを行ったが、なかでもカイリの方言を交えた“小悪魔挑発”が注目を集めた。

 もともとイヨが所属していたユニット『ダメージCTRL』に、カイリとASUKAが加入する形で日本人トリオが合流。勢力の拡大を図っていたが、3人はリーダーのベイリーをユニットから駆逐し、さらに前週ダコタ・カイも寝返り、ユニットの完全掌握に成功していた。

 こうした経緯を踏まえ、今大会はダコタも含めた4人がベイリーをバックステージで挑発。カイリは「お前がもっと賢ければな、こうなることくらいわかってたじゃろが!」と、身振り手振りも織り交ぜ、悪女全開でベイリーを挑発。

 これまでもASUKAが大阪弁でアピールすることはあったが、突如飛び出したカイリの方言にファンは「なんて西日本なしゃべりなんだ」「じゃろ!? 何語だ!?」「カイリかわいい」「全米地上波で日本語かわ」「なんでカイリまで広島弁にw」などと注目。

 直近では中邑真輔のプロモを筆頭にWWEでも、あえて日本語でプロモを行う例は増えているが、カイリが方言を使うシーンは見られなかったため、突如飛び出した異例の瞬間に注目が集まった。山口県出身でWWEの放送では「世界一のエルボードロップを放つ。時に調子に乗りがちな小悪魔」と紹介されるカイリ。そのキャラを存分に発揮した、日本のファンにしか気付けないひと幕だった。

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(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)