現役引退発表の岡崎慎司、古巣の清水エスパルスへメッセージ「僕の心にはオレンジの魂が…」
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岡崎については26日、2023−24シーズン限りでの現役引退を発表した。2011年1月にシュトゥットガルトへ渡ってから、その後はマインツ、レスター、マラガ、ウエスカ、カルタヘナ、そしてシント・トロイデンでプレー。長年ヨーロッパを主戦場としていたが、“はじまりの一歩”を踏み出したのは清水だった。
今回の現役引退発表を受けて、岡崎は清水のファン・サポーターへ向けてメッセージを寄せた。「エスパルスファンの皆さんへ」と題した上で、清水への率直な思いを明かしつつ、ヨーロッパの今季終了後に挨拶をすることを誓った。
「振り返ると、今の僕がいるのは間違いなく皆さんのお陰です。何度も清水エスパルスで、もう一度プレーする日を夢見たことか。でもその度に、人生は両方を選ぶことは出来ないんだと自分に言い聞かせて、ヨーロッパでの挑戦を選んできました。そして今回も、同じように自分自身で決断をしました。ただ、僕の心にはオレンジの魂があり、これからも一生残り続けています」
「今シーズンの最後まで、自分らしく全力を尽くしますので、応援してもらえたら嬉しいです。そして、シーズンが終わったら、改めて皆さんにご挨拶させてください。またお会いしましょう!」
また、清水も岡崎の現役引退を受けてメッセージを発表。「岡崎選手、これまで多くの喜びと感動をありがとうございました。代名詞のダイビングヘッドで日本平を何度も沸かせてくれました。そして日本を代表して世界と戦うその姿はエスパルスの誇りとなりました。今シーズン残りわずかですが、岡崎選手らしいプレーと活躍を願っています」と、最後まで走り続ける泥臭いストライカーへエールを送った。