今永昇太に他球団から“2倍以上”のオファーがあった⁉ それでもカブス入りを選んだ決断に米メディアは驚き「本当にカブスに入りたかったようだ」
今永は4年総額5300万ドルでカブス入りを決めた(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
現地時間1月9日(日本時間10日)、今オフにDeNAからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた今永昇太が、カブスと契約合意に達したと現地の複数メディアが報じた。
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日本人選手の去就が話題になっている今オフのストーブリーグ。目玉だった大谷翔平と山本由伸のドジャース入りが決定すると、左腕の動向に注目が集まり、先発投手陣の補強を目論む複数の球団が熱視線を送っていた。
カブス入りで争奪戦が決着したが、その契約内容が徐々に明らかになってきている。現地スポーツ専門局『ESPN』のジェシー・ロジャーズ記者は、左腕が4年総額5300万ドル(約77億円)でカブスと契約合意に至ったと報じた。契約にはカブス側が保持する延長オプションが付いており、行使されれば今永は最大5年総額8000万ドル(約116億円)の契約を手にするという。
しかし、カブスよりも高額のオファーを提示した球団があると現地記者は伝えている。米紙『New York Post』のジョン・ヘイマン記者はラジオ番組『670 The Score』に出演。カブスが今永に提示した金額よりも2倍以上のオファーを提示した球団が少なくとも1チームあったと話した。
これには米スポーツ専門サイト『Bleacher Report』も反応。「ショウタ・イマナガは本当にカブスに入りたかったようだ」「カブスは過去3年間プレーオフ進出を逃している。なぜイマナガがカブスにそこまで惹かれたのかは不明だが、彼はチームの2024年のローテーションに加わることになる」と、少し驚いた様子で綴っていた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]