NYタイムズに「行くべき場所」に選ばれた山口市 関係者も市民も喜びの声
アメリカの有力紙、ニューヨーク・タイムズが「2024年に行くべき52か所」を発表し、日本からは山口市が選ばれました。
世界に拡がった「ヤマグチシ」。よろこびや驚きに湧くまちの様子を取材しました。
（まちの人）
「え、え、え！？と思って」
「世界の山口」
（村岡知事）
「山口の魅力にようやく世界が気づき始めた」
ニューヨークタイムスが発表した「2024年に行くべき52か所」。
（NYタイムズの記事）
「山口はよく「西の京都」と呼ばれるがそれよりもずっと面白い」
「曲がりくねった小道ではさまざまな体験が出来る」
（村岡知事）
「びっくりしたのと嬉しく思いますね。大きな流れを山口に呼び込んで行ければ」
総評では山口市の魅力の1つとして600年の歴史を誇る伝統行事「山口祇園祭」が紹介されています。
オススメのスポットとしてさまざまなお店も取り上げられています。
こちらは山口祇園祭りの舞台となる商店街の一角にある「コーヒーボーイ」。「シックな喫茶店」と評価されました。
（山本店長）
「凄くビックリしてなんで山口市？みたいな。すごくフランクに来られてホントに！？みたいな。セール中だったのですごく忙しかったからあまり対応できなかったがすぐ撮影を始めてあっという間でした」
お店の1番人気はブラジル産の豆を使ったコーヒー。世界各地から取り寄せたこだわりのコーヒーが自慢です。
（お客さん）
「コーヒーおいしいですよ。気さくな店員さんでよく来ています」
（山本店長）
「これからもっと盛んにコーヒーを楽しみに来られるんじゃないかなとワクワクしています」
こちらは山口市が誇る国宝・瑠璃光寺五重塔。記事の中では「完璧な庭園と見事な五重塔」と評されました。
（住職）
「能登半島では大地震が起きましてお見舞いとお悔やみを申し上げます。その中にも瑠璃光寺五重塔が選ばれて誠に嬉しいことで光栄に存じます。いま改修工事に入っていますが外国人や全国からご覧になっていただければ願わしいと思っています」
ちなみにニューヨークタイムスの去年のランキングでは岩手県盛岡市が2番目に選ばれました。
その反響は大きく去年1月からの2ヶ月間で訪れた外国人観光客の数は前の年のなんと30倍！
こちらは令和に入り山口市を訪れた外国人観光客の数です。新型コロナが落ち着き少しずつ人足が戻る中今回の結果に様々な人が期待を寄せています。
（村岡知事）
「（山口市の魅力は）大内氏の時代に素晴らしいコンセプトで行なったまち作りがいまに残っている。世界中から山口にぜひ行きたいと思ってもらえるように大きな流れを呼び込んでいきたい」
