この時期は忘年会や新年会が多いが、せっかくならみんなに喜ばれるいい店を選びたいもの。

料理や雰囲気などが高レベルであるにもかかわらず、価格おさえめで楽しめる店も港区には存在する!

大人が集う飲み会にうってつけの“コスパ最良店”6軒をご紹介しよう。


1.エンタメ感ある仕立てに歓声が上がる!和牛をさまざまな逸品で楽しむ肉割烹
『浜松町 なみの上』@浜松町



2023/2/1 OPEN



古道具や盆栽などが並ぶ店内は、木の温もりを感じる寛ぎ空間。仕切りが付いたテーブル席もオススメ

浜松町駅至近という集まりやすさもいい


「日常より上」がテーマの『浜松町 なみの上』は、とにかく華やか。

まず、運ばれてくる料理の器が豪華で、時にルイ・ヴィトンのジュエリーケースもあり。


食べ慣れた大人も大満足の絢爛たる料理と空間

「焼鉄〜江戸味噌牛鍋〜」1人前 2,750円(2人前から)。キューブ状に大きくカットされた大沼牛の赤身を江戸甘味噌で煮込む。赤身肉が江戸甘味噌の甘みをまとい、どこかほっとする味わいが楽しめる。(写真は4人前)


実はこの店、渋谷で人気の店の2号店かつ、明治創業の元祖・肉割烹で知られる『築地ささや』の継承店で、「焼鉄〜江戸味噌牛鍋〜」はその再現。



「ご褒美ユッケ」3,850円。旨みが濃い常陸牛の肩三角を使用したユッケは、ルイ・ヴィトンのジュエリーケースで運ばれてきた後、卵黄、うに、イクラと合わせて頂く


ご褒美ユッケは、イクラとうにがのるなど派手さも抜群。

贅沢尽くしに盛り上がること必至!




「おばんざい3種盛り合わせ」990円。

左から柿とシャインマスカットの白和え、ツルムラサキときのこのおひたし、あん肝ポン酢。旬の食材を使ったつまみに酒が進む!




「季節の土鍋炊き込みごはん(春子鯛の和クアパッツァ)」3,190円。

春子鯛から出る出汁がしみたご飯に、トマトやアサリなどリゾット風の食材をのせた炊き込みご飯。和でも洋でもない味を堪能して。




「松阪ポークと揚げ出しトマトのサラダ」1,340円。

温野菜サラダは、野菜と豚肉を鰹節と昆布をたっぷりと使った旨みの強い出汁で頂く一品。さっぱりと食べられる。


【掲載料理の割り勘表】


鍋や炊き込みご飯など、グループだからこそ食せるメニューが多い店なので、呑み会に最適。

※「焼鉄」を2人前と仮定し計算


■店舗概要
店名:浜松町 なみの上
住所:港区浜松町2-3-1 日本生命浜松町クレアタワー 1F
TEL:03-3433-6686
営業時間:17:00〜(L.O.22:00)
定休日:日曜、祝日
席数:カウンター12席、テーブル40席



2.仲間とお腹いっぱい食べたい日は“串羊 羊サンライズ”のビストロへ
『The SHEEP FORCE』@六本木一丁目



2023/3/31 OPEN



オープンキッチンが程良い活気を生み出し、店内は賑やか。この雰囲気もまたグループ呑みにはちょうどいい

ヘルシーな羊肉で罪悪感なく楽しむ!


プレミアムラムと牛、豚、鶏の4種の肉が楽しめるビストロ『The SHEEP FORCE』。

目玉は、国内で0.1%しか出回っていないというAUS産パスチャーフェッドラム。

実は日本国内で流通しているものは冷凍が多い。だが、こちらではチルドで空輸されたラムを使用しているためフレッシュさが楽しめる。


活気あるオープンキッチンから豪快グリル肉料理が次々と!


「グリルチキンとフェタチーズのシーザーサラダ」1,500円。

鶏肉に下味をつけ、皮目をパリッと焼いたグリルチキンサラダ。フェタとペコリーノロマーノという羊乳のチーズを使い、ドレッシングのコクのある酸味で味付け。




「羊串(ヤンロー)」1本 500円(2本 1,000円)。中国で「ヤンロー」と呼ばれる羊肉料理。ピリッとしたスパイスが癖になる。

他に「プレーン」400円(1本)、「サルサ・ヴェルデ」500円(1本)も。




「鹿児島県産黒毛和牛ステーキ(100g)+ガーリックライス」2,800円。

鹿児島県産黒毛和牛のランプをミディアムレアで網焼き。写真のようにガーリックライスなどを加えることも可能。




「ラムのカルパッチョ」1,900円。

ラムをレアに近い状態で食べられるのは、この店だからこそ。フランス・ロゼール地方のラムを炙って香ばしさを出している。



「プレミアムラムチョップステーキ+フレンチフライ」2本 3,600円。AUS産最高級のパスチャーフェッドラムにじっくり1時間近くかけ火を通し、水分を残しジューシーに焼き上げる。マスタードはお好みで


また、ボトルワインのラインナップも充実。

大人数で行って、ワイワイ食べて、呑みたい日に訪れたい店だ。


【掲載料理の割り勘表】


ひと皿ずつの分量が多めなので、5人くらいで行っても、満足すること間違いなし!


■店舗概要
店名:The SHEEP FORCE
住所:港区赤坂1-12-32 アーク森ビル 2F
TEL:03-5544-9180
営業時間:【月〜金】ランチ 11:00〜(L.O.14:30)
          カフェ 15:00〜17:00
          ディナー 17:00〜(L.O.21:30)
     【土・日・祝】ランチ 11:00〜(L.O.14:30)
            カフェ 15:00〜17:00
            ディナー 17:00〜(L.O.20:30)
定休日:施設に準ずる、不定休
席数:カウンター8席、テーブル32席、テラス32席



3.本格的な海鮮イタリアンコースを28:00まで楽しめるという大人の背徳
『イジョコタス』@御成門



2022/12/1 OPEN



シェフが躍動する姿が望める、L字カウンター。料理代など含め6万円以上であれば、貸し切りも可能

有名鮨店の系列店という話題性も抜群!


鮨の名店『冨所』の系列店である『イジョコタス』は、『冨所』の店主が目利きして仕入れた上質な海鮮を使ったイタリアンが評判の店。

看板もない、カウンターだけの隠れ家空間がグループ呑みの親密度を高めてくれる。


上質な海の幸が豪華に競演!和のエッセンスも加わった味


コース展開が主とはいえ、客の好みに合わせて構成を変えてくれるので実質アラカルトの様相。




「3種のサラミのビスマルク」7,000円(コース)。

厚めの生地に3種類のサラミと2種類のチーズ、たまごがのったピザは一番の人気メニュー。サラミの塩味と黒胡椒のパンチでお酒が進む。




「エビと万願寺唐辛子のペペロンチーノ」。

エビのペペロンチーノは、万願寺唐辛子のほのかな辛味がピリッと効き、大人好みな味わい。




「真鯛のアクアパッツァ」。福岡・糸島産の真鯛を使ったアクアパッツァ。

一般的にムール貝を使うことが多いが、こちらでは蛤を使用。あらかじめひいた一番出汁と蛤の上品なエキス、さらに香りを良くするためにシャンパンで蒸している。




「前菜の盛り合わせ」。日替わりで5〜6種類の前菜が供される。



「トリッパの香草パン粉焼き」。オープン当初からの人気メニュー。ハチノスを水で煮込み柔らかくしたのち、自家製のトマトソースで2時間煮込んだ一品。すべて「おまかせコース」(10品 7,000円〜)より。メインにより価格は変動


しかも、LOは28時。深夜に美味しいものを食べたい贅沢な大人たち向けの店だ。


【掲載料理の割り勘表】


コースなので、値段を気にせず楽しめるのが嬉しい。仲間だけで静かに楽しみたい会に!


■店舗概要
店名:イジョコタス
住所:港区新橋6-13-3 スズラボ新橋ビル 2F
TEL:080-3602-0646
営業時間:17:00〜(L.O.28:00)
定休日:不定休
席数:カウンター10席



4.“映える”鍋に会話も弾む!京都の人気店が仕掛ける韓国料理店
『京都冷麺アジョシ 虎ノ門』@虎ノ門ヒルズ



2022/10/26 OPEN



店内は製麺所が見られるテーブル席やカウンター席もあるが、グループ呑みなら6名用の個室がオススメ

虎ノ門の路地裏に潜む隠れ家感もイイ


京都で4店舗を展開する『アジョシ』が東京に進出した。

その名も『京都冷麺アジョシ 虎ノ門』。


京都の素材が光る旨辛鍋と、できたて冷麺のリレーは最強!

「京都冷麺 極」1,650円。作り置きしない職人の手打ち麺はコシと香りが段違い。和牛で取った出汁がベースのスープは、旨みがしっかりありながらもさっぱり。徳島産すだちの酸味でいただくシンプルさがクセになる


店の代名詞である「京都冷麺」は、注文後に手打ちされ“賞味期限5分”といわれるほどの繊細さ。

もちろん、ほかの韓国料理も美味!



「アジョシ鍋」4,378円。中に入ったもやしと牛ホルモンを外側の京丹波高原豚や牛肉で巻き、特製の辛味噌ダレで味わう旨辛鍋。周りの韓国風卵焼きケランマリは箸休めに


中でも「アジョシ鍋」は、たっぷりの具材を甘辛いタレで煮込んでいただくオリジナルの一品。



周囲の卵焼きは箸休めにぴったり


関西弁のスタッフが軽妙なトークを交えてホルモンの旨辛鍋を完成させる時間も、賑やかな雰囲気で楽しい。




「海鮮チヂミ」1,408円。

タコ、イカ、エビが具材の海鮮チヂミ。香ばしさを出すためにごま油で焼き上げている。




「むし豚 特選」1,628円。

良質な脂身を持つ京丹波高原豚を蒸し豚に。チョジャンと特製キムチと塩で。




「鮮魚 韓国醤油漬け」2,480円〜。

日替わりの鮮魚を韓国醤油ジンカンジャンに漬け、えごまや青唐辛子などの薬味を巻いてごま油やチョジャンでいただく韓国風の刺し身。この日は戻り鰹、天上ぶり、ヒラメ。


【掲載料理の割り勘表】


「チヂミ」や「アジョシ鍋」など、容量が多いメニューも多いので4人以上で行くのが◎。


■店舗概要
店名:京都冷麺アジョシ 虎ノ門
住所:港区西新橋2-13-16 町田ビル 1F
TEL:03-6206-6596
営業時間:【月〜木】ランチ 11:00〜(L.O.13:30)
          ディナー 17:00〜(L.O.22:00)
     【金】ランチ 11:00〜(L.O.13:30)
        ディナー 17:00〜(L.O.23:00)
     【土・祝】15:00〜(L.O.23:00)
定休日:日曜
席数:カウンター8席、テーブル24席



5.旬のお造りや一品も大充実な蕎麦酒場は、オトナ飲み会に最適
『蕎麦酒場 くろきつね』@六本木



2023/2/16 OPEN



テーブル席のほか4人用1室、6人用2室の完全個室もあり。春鹿、黒龍などの日本酒も用意、1合 900円〜

六本木のモダン空間で“蕎麦呑み”が粋


蕎麦前や蕎麦、天ぷらをアテに“蕎麦呑み”なら『蕎麦酒場 くろきつね』へ。


蕎麦職人と天ぷら職人が織りなす熟練の和の味わいに舌鼓


板場を預かるのは西麻布にあった『欅くろさわ』のそば職人と、大正創業の老舗天ぷら店や和食店で修業した天ぷら職人。

蕎麦はそば職人が、和食や天ぷらは天ぷら職人が作る本格的な和食が黒を基調にした落ち着いた空間で味わえる。



「もり蕎麦」900円。蕎麦名人・高橋邦弘氏の蕎麦会でそばを打った経験もある職人による自信作。時期によって厳選した蕎麦粉を細かく挽いて、細めに切って香りと甘みが出るように作られている


香りとコシのある蕎麦やヘルシーな和食は大人好み。




「お造り盛合わせ」3,300円。旬の鮮魚を使った盛り合わせ。




「天ぷら盛り合わせ」2,200円〜。

天ぷら職人が揚げているだけあり、メヒカリは開いて骨を抜いて天ぷらにして、骨は骨せんべいに、揚げたエビの頭をつまみにと、さまざまな趣向で楽しませてくれる。

他は、ししとう、舞茸、しめじ、蓮根、しいたけなど野菜もたっぷり。




「蕎麦前三種(1人前)」1,400円。

1品目に頼むなら「蕎麦前三種」がオススメ。左から蕎麦豆腐、板わさ、焼き味噌。蕎麦豆腐には蕎麦の実、板わさにはわさび漬けが添えられている。



「黒豚角煮」1,400円。鹿児島の黒豚を使い、下ごしらえ2時間、味付け1時間でじっくり煮込んだ


蕎麦と日本酒で仲間と一献傾けたい夜に。


【掲載料理の割り勘表】


美味しい料理をつまみながら、ゆっくり語り合いたい。そんな夜にぴったり。


■店舗概要
店名:蕎麦酒場 くろきつね
住所:港区西麻布3-1-20 Dear 西麻布 2F
TEL:03-6721-0933
営業時間:ランチ 11:30〜(L.O.14:30)
     ディナー 18:00〜(L.O.22:00)
定休日:日曜、年末年始
席数:テーブル16席、個室3(4席、6席、6席)



6.極上の洋食をつまみにワインを合わせる、大人のわんぱく会
『つかんと七洋軒P.O.』@六本木



2023/1/16 OPEN



内装は厨房を見渡せる食堂風で、大人数でも気軽に使える広さ。キッチンの上の棚には自家製の果実酒が

限定コラボレストランが楽しめるラストチャンス


かつての郵便局の設えをあえて残し営業しているのが、とんかつの人気店『つかんと』と住所非公開の名店『アティロム・トーキョー』のコラボ店『つかんと七洋軒P.O.』。

当時のポスターが残る懐かしい昭和感に和めば、BGMの90年代Jポップがすかさずツボをついてくる。


子どもの頃の好物だけを頼めば、こぼれるあの時の笑顔


そんな空間で食べるのは名店監修の味良し、コスパ良しの洋食。




「ザ・スパゲッティナポリタン」1,650円。

洋食は人気イノベーティブレストラン『アティロム・トーキョー』の高橋七洋シェフが監修し、老舗『小川軒』出身で『レストラン ナンペイダイ』でも腕を振るった実力者が担当。

ボリュームたっぷりでインパクト大の山盛りナポリタンは手作りのトマトソースが絶品。




「とんかつ(ロース)」1,210円。

ソースのほか柚子胡椒やからしと食べるのもおすすめという『つかんと』のとんかつがスペシャリテ。




「ポテトサラダ」660円。

コールスローとポテトサラダの相盛り。混ぜても美味しい。




「進化したオムライス フレッシュトマトソース」1,650円。

サラサラのソースで、〆のお茶漬け感覚で食べられる新感覚のオムライス。




「デミチーズハンバーグ」1,650円。

デミグラスソースたっぷりのハンバーグは2種類のチーズをトッピング。イマドキらしいキャッシュレスオンリーなので、アプリ上で割り勘がしやすいのも便利!


洋食×ナチュラルワインが至極!

ナチュールワインとともに洋食を楽しめるのも、この店の特長。ワインはグラス(950円)もあるが、ボトルが一律7,500円と明朗会計。最近注目の中央欧州周辺の産地も充実


2024年3月までの営業ゆえ、最高の忘年会&新年会を楽しむ最後のチャンスだ。


【掲載料理の割り勘表】


ボリューミーな洋食は大人数でシェアするのがコスパ良し。2軒目ならハーフサイズが◎。


■店舗概要
店名:つかんと七洋軒P.O.
住所:港区西麻布1-8-11
TEL:050-5600-2468
営業時間:ランチ 11:30〜(L.O.14:30)
     ディナー 18:00〜(L.O.22:00)
定休日:日曜
席数:カウンター7席、テーブル16席、個室7席
※キャッシュレス決済のみ


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