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俳優の高知東生さんが2023年12月21日にX(旧ツイッター)を更新し、刑務所から出所した知人が激変していたとして、刑務所の待遇改善を訴えた。

高知さんは2016年に覚せい剤と大麻所持の容疑で逮捕され、懲役2年執行猶予4年の判決を受けた。2020年に執行猶予期間が終了し、現在は依存症の啓発や予防教育の活動を行っている。

「約2年半殆ど運動もせず、しかも独居で私語が禁止だった」

「覚醒剤で実刑になっていた仲間が出所してきてミーティングに戻ってきた」という高知さん。

「約2年半殆ど運動もせず、しかも独居で私語が禁止だったとのことで、声が全然出ないんだよ!ガラッと変ってた」

と知人の近況を明かし、

「依存症の大敵は孤独。刑務所のこの待遇では再犯防止にならないと思う。改善して欲しい。俺メッセージに行きますから」

と訴えた。

高知さんと一緒に活動する、「ギャンブル依存症問題を考える会」代表の田中紀子さんは、高知さんの投稿を引用し

「この件、私も本当に驚いた。全く別人なの。私よりずっと若いのに、体力もなくしているし、何より本当に声がでてない!驚いた。日本の刑務所の現実は人権侵害も甚だしいよね」

刑務所の体質を批判した。

他のユーザーからも

「日本の刑務所は抑えつける、処罰の傾向が強いように思います。薬物依存の方なら何故使用したのか?きっかけは?皆で自分の話を出来るようになる事がカウンセリングの大きな一歩であるはずなのに」
刑務所経験者は再犯率物凄いというのもわかりますね」

などの声が寄せられた。

「なぜ刑期後ではダメなんですか?」反応も

一方で

「罰で余計にイジけるのは麻薬に限ったことじゃないけど『もうあんな目には遭いたくない』って思わせるのが抑止力になるんだって理屈とはまあトントンかな 刑務所が刑務する所として石頭なのは仕方ない 再犯防止のために補ってあげたいというなら刑務を歪めさせるよりミーティング側で継ぎ足すべき」
「真面目に生きていて孤独で誰にも迷惑をかけずに生きている人は沢山いる。自らの快楽を求めて覚醒剤に手を出した人の刑期中の待遇改善をするのは必要なことなんでしょうか?なぜ刑期後ではダメなんですか?」

といった意見も書き込まれている。