煮込み時間1分で超簡単!料理酒で作る「さば缶と白菜のしょうが鍋」

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寒い冬は、毎日のように食卓に鍋が登場するというご家庭も多いですよね。あったかい料理が恋しい今の季節にぴったりの鍋レシピとして今回ご紹介するのは、調味料としてお馴染みの料理酒を使った「料理酒鍋」。煮込み時間1分で作れて超簡単なのも嬉しい!この冬イチオシの料理酒鍋レシピをご紹介します。

超簡単「料理酒鍋」


料理酒は、料理専用に醸造した調味料です。

一般的な清酒(飲用)は、味わいをスッキリさせるために米の外側を削って酸味や雑味を抑えているのに対し、料理酒は料理に旨味とコクを加えるために、原材料の米をあまり削りません。

それによって有機酸、アミノ酸が多く含まれるので、材料を柔らかくする効果や魚や肉の臭みを消す効果だけでなく、旨味とコクをつける効果にも優れています。


料理酒には、塩を加えた加塩タイプとお酒だけの非加塩タイプがありますが、今回ご紹介する「料理酒鍋」で使うのは、加塩タイプ。

加塩であることで塩を入れる手間がないうえに、料理がよりおいしく仕上がります。

「料理酒はあってもなくてもどちらでもいいのでは?」と思っている方、そんなことはありません! 加塩タイプの料理酒は、料理をおいしく仕上げるためにむしろ使うべき調味料なんです。


料理酒鍋とは?

では、そんな料理酒を使った「料理酒鍋」とは一体どんな料理なのでしょうか?

料理酒鍋とは、食材本来のおいしさをシンプルに味わえる、料理酒・水・魚1種類・野菜1種類の食材だけで作る鍋スタイルのこと。料理酒の国内トップメーカーで「日の出料理酒」でお馴染みのキング醸造さんが提唱するこの冬イチオシの超簡単な調理法です!

水と料理酒を煮立たせ、具材を入れて加熱するだけ。
具材のうまみを活かしたスープ(出汁)を味わう食べ方なのですが、煮込み時間はなんと1分、つけだれも不要でおいしく食べれちゃうんです!


基本の料理酒鍋

では、早速料理酒鍋の基本の作り方をご紹介します。


お刺身用などの魚の切り身、または魚の水煮缶1種類、レタスまたはスプラウト


魚の切り身を使用した場合|料理酒と水は1:1(各150cc)
魚の水煮缶を使用した場合|料理酒と水は1:2(150cc:300cc)


1. 水と料理酒を火にかける。


2. 大きな泡が出てきたらさらに沸騰させる。


3. 食材を入れて加熱。


4. 汁ごと召し上がれ!


※お子さまとご一緒に召し上がる場合は、アルコールが飛ぶまで十分に加熱することをおすすめします。

※食材によって加熱時間が異なるので、火が通ったことを確認してお召し上がりください。


冬のおすすめ料理酒鍋レシピ「さば缶と白菜のしょうが鍋」


お好みの具材でアレンジしながら、さまざまなバリエーションを楽しめる料理酒鍋ですが、今回は特にこの冬おすすめの料理酒鍋レシピとして、「さば缶と白菜のしょうが鍋」をご紹介します。


・料理酒(加塩タイプ)……100ml
※今回は「日の出料理酒(醇良)」を使用しています
・水……200ml
・さば水煮缶……1缶
・白菜(食べやすい大きさにカット)……2枚

【A:飾り用】
・しょうが(チューブ)……適宜
・ゆず皮(千切り)……適宜


1. 水・料理酒を鍋に入れひと煮立ちさせ、白菜・さば缶を汁ごと加えて煮込む。

2. 飾り用のしょうがをお好み量加え、ゆずをのせてできあがり


魚の缶詰を活用してダシと旨味をプラス!


缶詰は旬の魚介をそのまま加工してあるのでとても新鮮。鍋やスープの具材として使えば、魚や貝からでた良質なダシをプラスすることができます。

このダシと旨味のあるほどよい塩加減を活かせば、いつものお料理が格段においしくなること間違いなし!

魚の缶詰は小骨まで食べられるのでカルシウム、鯖などの青魚はDHAやEPAなども豊富で、体と脳にヘルシーな食材。そのまま食べてもおいしいですが、これからの寒い季節は鍋に使うがおすすめです!

塩味のついた料理酒のアルコールを飛ばしてから缶詰を入れると、とてもいいダシになります。ここに薄く切った魚の切り身などを入れるとさらに上品なダシが出ます!

年末年始に向けて寒さが本格化してくるこれからの時期、ぜひ食卓に「料理酒鍋」をおいしく取り入れてしっかりとからだを温め、元気に過ごしましょう!


料理酒(醇良) - 日の出みりん|食を豊かにする「調味料」、食を楽しむ「清酒」造りの日の出みりん