冬に飲みたい“ホット黒ビール”って? カレー鍋と楽しむ都会のキャンプイベント開催中
キリンビールはクラフトビールブランド「SPRING VALLEY(スプリングバレー)」から、ブランド初となる缶商品の黒ビール「SPRING VALLEY Afterdark<黒>」(以降「Afterdark」)を発売した。発売にあわせて、東京・代官山でアウトドアブランド「鎌倉天幕」とのコラボ企画を開催中。1日3組限定で「Afterdark」のホット黒ビールと欧風カレー鍋をテントのなかで味わえるキャンプ体験を楽しむことができる。
11月30日に開催されたメディア向け発表会では、一足先にホット黒ビールと欧風カレー鍋を堪能できた。特別感たっぷりのキャンプ空間で味わった、冬に “ホット” するメニューを紹介しよう。
最良の品質をお客様へ届ける
「SPRING VALLEY BREWERY(スプリングバレー・ブルワリー)」は、ノルウェー生まれのアメリカ人によって1870年の横浜に誕生した、日本で初めて商業的に成功したとされるビール醸造所の名前。その名を冠し、キリンビールが2014年にローンチしたクラフトビールブランド「SPRING VALLEY」は、さまざまな香りや味覚の要素が主張し合いながらも均衡した味わいの実現を目指し、「飲み飽きないおいしさ」のビールを生み出し続けて来た。またレストランを併設する醸造所、その名も「スプリングバレー・ブルワリー」を現在、東京・代官山と京都で展開している。
同ブランドから12月5日に発売されたのが、ブランド初となる黒ビールの缶商品「SPRING VALLEY Afterdark<黒>」(350ml 242円/500ml 321円、税込、以下同)。
代官山のスプリングバレーブルワリー東京では、この発売に合わせて「鎌倉天幕」とのコラボ企画「SPRING VALLEY BREWERY “Afterdark”×鎌倉天幕」を開催中。こだわりのテントの中で「Afterdark」のホット黒ビールと「『Afterdark』を使用した欧風カレー鍋」を楽しむことができる。期間は12月30日まで。コース料金は7000円、1日3組限定(4名〜6名が入れるテント席 1組/2名〜4名が入れるテント席 2組)のため要予約。
発表会に登壇したのは、スプリングバレーブルワリー代表取締役社長の井本亜香氏と、鎌倉天幕を展開するニューテックジャパン代表取締役の白石徳宏氏。
テントやファニチャーを提供する「鎌倉天幕」は、ニューテックジャパンがアウトドアブランドのOEMメーカーとしてものづくりに携わった約30年の集大成ともいえるブランド。「企画・開発から生産までクオリティに妥協せず、持っていることを自慢できるものを」をコンセプトに、スタンダートながらもオリジナリティのあるアイテムを展開している。
今回店舗で使用される「鎌倉天幕」のイスやテーブルなどのファーニチャーは「家でも使える」がコンセプト。白石氏は「家の中に置いても恥ずかしくない質感にこだわっています。いろいろなシーズンや気候に対応できる汎用性の高さは、アウトドアをちょっとやられている人になら分かっていただけるはず」と、同ブランドアイテムのクオリティへの自信を覗かせた。
今回のコラボ企画が実現した背景について、「私の方から声をかけさせてもらった」と言う井本氏。「ニューテックジャパンさんが掲げる『確かなものづくりと独創的な発想力』、そして『お客様に最良のものを届ける』というこだわりはクラフトビールに通じるものがあります」と語り、「1つの空間としてお客様に感じ取っていただくことができたら面白い」という思いから今回の企画実現に至ったことを説明してくれた。
都会のキャンプ空間で冬にぴったりの黒ビールを味わう特別体験
「SPRING VALLEY BREWERY “Afterdark”×鎌倉天幕」で提供される「Afterdark」は、一般的な黒ビールが「エール」であるのに対し、すっきりとした味わいが魅力の「ラガー」である。特別な麦芽を使用し、穀皮を取り除いて焙煎することで苦みを抑えながら、コーヒーのような香りと柔らかな甘み、ラテを思わせるふくよかな口当たりと澄んだ飲み口が特徴だ。
「ホットにすることで炭酸が抑えられ、より味わいを楽しめる」と、ホット黒ビールの特徴を語った井本氏。保温保冷に優れた炭酸飲料運搬用ボトル・グラウラーで提供されるので、温かい状態で味わいを堪能できる。さらにハチミツやナツメグ、シナモン、ジンジャーなどを加え、自分好みにアレンジしてより “クラフト感” を味わうこともできる。
また、テラスキャンプ席のみの限定メニュー「欧風カレー鍋」は、隠し味に「Afterdark」を使用しているので、ほっと黒ビールとの相性も抜群。具材のキノコやローストした鶏肉なども黒ビールとの相乗効果で、よりうま味を感じられる仕上がりとなっていた。
「自然の中で食事をするだけでご馳走。屋内では出せない空間の中で食べるご馳走は、さらに先を行くはずです」と、企画の魅力を改めて熱く語った白石氏。「この体験の楽しみ方は、キャンプ経験者かどうかは関係なく、万人に通じることだと思います。代官山の真ん中でこうした楽しみ方ができる機会は稀ですから、ぜひ楽しんでいただきたいです」とアピール。
井本氏も「驚きや発見を体験していただきたいなと思います。お酒が飲めない人やキャンプをしたことがない人にも、ぜひ来ていただきこの空間を楽しんでいただけたら嬉しいです」と、冬の自然の中で非日常を楽しむ体験を提供することへの意気込みを語り、締めくくった。
キャンプやクラフトビールの楽しみ方がさらに広がる新しい発見が出来る「SPRING VALLEY BREWERY “Afterdark”×鎌倉天幕」。冬の寒さを、温かい黒ビールとカレー鍋、そして大切な人と交流する温かい空間で楽しんでみてはいかがだろうか。
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