せきやくしゃみが出る際の正しい対処法は?

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 インフルエンザやA群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症)、咽頭結膜熱などの感染症が流行しており、学級閉鎖をする学校もあります。そんな中、厚生労働省が感染症対策の一環として、せきやくしゃみが出る際の正しい対処法について、X(旧ツイッター)の公式アカウントなどで解説しています。

手で押さえるのはNG

 厚労省は、新型コロナウイルスを含む感染症対策について、「手洗い」「マスクの着用を含むせきエチケット」が基本だと公式Xアカウントで説明。

 せきやくしゃみをする際は、飛沫(ひまつ)にウイルスが含まれている可能性があるとして、「マスクを着用する」「ティッシュ、ハンカチで口、鼻を覆う」「袖で口、鼻を覆う」のいずれかの方法で対処するよう、アドバイスしています。

 一方、せきやくしゃみを手で押さえる行為は間違った対処法であると説明。とっさに出る場合は袖や上着の内側で口や鼻を覆うよう求めています。

 厚労省は、「せきエチケット(マスクの適切な着用を含む)、手洗い、換気、患者との接触を極力避けるなどの感染対策をお願いします」と、公式Xアカウントで呼び掛けています。