年末にかけて流行する食中毒を防ごうと、保健所の一斉監視が始まりました。

一斉監視は、クリスマスや忘年会などで食品が多く流通し、ノロウイルスなどの食中毒が増えるこの時期に毎年行われています。広島市内のデパートでは、保健所の職員４人が食品が適切な温度で保管されているか、食品ラベルの表示が正しく記載されているかなどを確認しました。

広島市保健所 中川絵梨花技師「冬は特にノロウイルスによる食中毒がとても増えてきます。ノロウイルスはアルコールが効かないので消毒だけで済ませるのではなくしっかりせっけんを使って手を洗っていただくのが効果的です」

広島市保健所は年末にかけて、スーパーやデパート、飲食店など約２０００店舗で点検を行う予定です。