イクイノックス【写真:Getty Images】

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G1ジャパンカップ

 26日に東京競馬場で行われた競馬の国際G1ジャパンカップ(3歳上、芝2400メートル)は、圧倒的1番人気のイクイノックス(牡4・木村、父キタサンブラック)が2分21秒8のタイムで優勝し、国内外のG1・6連勝を達成。2着のリバティアイランド(牝3・中内田、父ドゥラメンテ)に4馬身差をつける圧勝で、現役最強を世界にアピールした。レースを盛り上げたのは“18億円ホース”のパンサラッサ(牡6・矢作、父ロードカナロア)。外連味のない大逃げを打ってファンを沸かせたが、最後の直線で後続馬にかわされた時の仕草がネット上のファンの間で話題に。「また君か!みたいなガン見」「またやられた、みたいな顔してる」といった声が上がっている。

 1年前を思い出したのか。スタンド前のスタートから1コーナーまでに先頭に立ったパンサラッサ。向こう正面では2番手のタイトルホルダーら後続を15馬身以上も引き離す大逃げを打った。最終コーナーを回ってもまだ10馬身以上の差があったが、直線の坂を上がったところで3番手にいたイクイノックスがあっという間にとらえた。すると、ラチ沿いを走っていたパンサラッサは右から抜いていったイクイノックスを“ちらり”と見た。続いてかわしていったリバティアイランドも“一瞥”。最後に足が上がった韋駄天は12着に終わったが、レースを十分に盛り上げた。

 このパンサラッサの仕草にネット上のファンも注目。「パンサラッサが差された瞬間『また君か!』みたいな感じでガン見してて面白すぎるw」「パンサラッサがイクイノックスに抜かれたときにまたお前かってチラ見して その後リバティにも抜かれた時 お前もかってガン見してるのかわいい」「見てて清々しいぐらいパンくん自分の競馬してて涙出てきました」「パンサラッサが大逃げしてるところをちょいとすみません んじゃまた〜て感じで先にゴールするイクイノックスおもしろい」といった声が上がっている。

 個性的な大逃げで多くのファンをつかんだパンサラッサ。今年2月にサウジアラビアで行われた史上最高賞金レースのG1サウジカップ(ダート1800メートル)で逃げ切り勝ちを収め、1000万ドル(約13億円=当時)を獲得。ジャパンカップ前までで総賞金18億4466万3200円を稼いだ。

(THE ANSWER編集部)