楽天・銀次が現役引退「ユニホームを脱ぎます」 会見で発表…今後は球団アンバサダーに
楽天一筋18年「すごく楽しかった」
楽天の銀次内野手が22日、楽天モバイルパーク宮城で会見を行い、今季限りでの現役引退を発表した。今季は1軍出場が6試合で、打率.100、0本塁打1打点だった。「今年でユニホームを脱ぎます。プレーヤーとして現役引退します」と語った。今後は、アンバサダーとして球団に残る。
35歳の銀次は、盛岡中央から2005年の高校生ドラフト3巡目で入団。楽天一筋18年で、4度の打率3割をマーク。2013年の日本一にも貢献した。ゴールデン・グラブ賞に1度、ベストナインには2度輝いた。現役時代を振り返り「みんなが想像できないくらいにすごく楽しかったです」と、清々しい表情を見せた。
今後については「東北、仙台に残り、楽天イーグルスでアンバサダーとしてやらせていただきます」と明かした。「東北6県を回りながら、地域の人に寄り添いながら、野球の楽しさというのを教えていきたいというのは凄くあります」。現役続行を希望していたものの「やっぱり東北が好きだし、生まれた場所なので、ここで恩返ししていきたいと思いました」と語った。(Full-Count編集部)