中田の早期帰宅はトッティも知らなかったようだ。(C) Getty Images

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 元日本代表MFの中田英寿氏が、22年前の驚きの事実を明かしている。

 11月10日にDAZNで配信された『22YEARS』で、中田氏はローマ時代にチームメイトだった元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティ氏と対談。当時を振り返った。

 日本のレジェンドが告白したのが、18年ぶりのスクデット(セリエA優勝)を成し遂げた、2001年6月17日の行動だ。

 ファンがピッチになだれ込んで大騒ぎとなるなか、選手たちは揉みくちゃにされながら逃げ帰ってドレッシングルームに、戴冠を祝っていたという。

「ロッカールームでお祝いしている時、実は家に帰りたかった」という中田氏は、まさかの行動を暴露した。

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「家に帰りたくてしようがないのに、いくら待ってもバスが出発しないから、運転手に試合で着たユニホームをあげて、消防車に乗せてもらって家に帰った」

 この事実はキャプテンだったトッティ氏も知らなかったようで「本当に?」と驚いた様子で、こう反応している

「中田はいつも別行動なんだ。メモを取ったりして。いつも離れた場所でヘッドフォンをつけて物静かにしていたよ」

 中田氏は「今はみんな大きなヘッドフォンをしてるじゃないか」と突っ込んでいた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部