リンク役にピッタリなのは? - 左からウォーカー・スコーベル、ジェイコブ・トレンブレイ、ティモシー・シャラメ
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 任天堂の大ヒットゲーム「ゼルダの伝説」の実写映画化が8日、正式に発表された。監督に『メイズ・ランナー』シリーズのウェス・ボール、プロデューサーに宮本茂(任天堂代表取締役フェロー)&アヴィ・アラッド(マーベル・スタジオ創設者)が就任して始動した同企画だが、最も注目なのは「誰が主人公リンクを演じるのか?」だろう。全米では、リンクを演じるべき俳優の名前が次々と挙がっており、早くも予想合戦が繰り広げられている。

 ゲームシリーズにおけるリンクの年齢は、作品ごとに異なる。明確に決められていない作品もあるが、1987年発売の「リンクの冒険」では16歳、2002年発表の「ゼルダの伝説 風のタクト」ではもっと若い12歳と設定されていた。

 実写版リンクにピッタリとして名前が挙がっているのは、現在17歳のジェイコブ・トレンブレイ。アカデミー賞作品賞を受賞した『ルーム』(2015)でブレイクした元天才子役で、ディズニー実写版『リトル・マーメイド』では魚フランダーの声を担当していた。

 また、Disney+で配信される実写ドラマ版 「パーシー・ジャクソン」で主人公を演じる14歳のウォーカー・スコーベルもプッシュされている。同作で剣を構える姿が様になっており、「ゼルダの伝説」に登場する伝説の剣マスターソードも似合うかもしれない。

 他にも、『スパイダーマン』シリーズの主人公ピーター・パーカー役でお馴染みのトム・ホランド(27)、『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』でウィリー・ウォンカを演じるティモシー・シャラメ(27)、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』でオスカー初ノミネートを果たしたコディ・スミット=マクフィー(27)、『メイズ・ランナー:最期の迷宮』でボール監督とタッグを組んだトーマス・ブロディ=サングスター(33)など、ゲームのリンクより年齢が上の俳優も名前が挙げられている。(編集部・倉本拓弥)