KRY山口放送

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きのう6日(月)天気を崩した、前線の雲は、東日本方面へ進んでいます。県内上空には、低い雲は残っていますが、段々と晴れのエリアに入ってきています。

このあとは前線はさらに東へ離れて、大陸から進む高気圧に覆われることで、たっぷりと日ざしが届きそうです。雨の心配はなさそうですが、はじめ、前線と高気圧との間で、等圧線の間隔が狭く、西寄りの風がやや強く吹きそうです。また、きょう7日(火)は大陸からの季節外れの黄砂が空気中を漂う見込みです。ごく薄い濃度とみられますが、気になる方は、洗濯物の外干しを避けたり、マスクの着用などをするとよさそうです。


山口の気温変化の予想をご覧下さい。きのう6日(月)は、雨が降り出す前までに、気温が25度近くまで上がって、11月の異例の暖かさが続きました。きょう7日(火)は日ざしによって順当に昼過ぎにかけて気温は上がりそうですが、20度ちょっとの最高気温に止まりそうです。西寄りの風が冷たく感じそうです。また、夜にかけては、今朝よりも気温が下がってくる見込みで、あす8日(水)朝にかけては、一段と冷え込みが強まりそうです。きょう7日(火)のお帰りの時間は、しっかりとした上着が必要になりそうです。

日中の気温は、各地昨日よりも大幅に気温が下がる見込みで、沿岸部ほど風がヒンヤリ感じそうです。昨日よりも1枚から2枚、重ね着が必要な体感となりそうです。

今夜からあす8日(水)朝にかけては、風が落ち着くことで、放射冷却による底冷えが強まりそうです。山口市の最低気温は6度予想。山間部では、3度以下まで冷え込みそうです。農作物の管理など、早霜にお気を付け下さい。昼間は、心地よいくらいの陽気となりそうですが、9日(木)は次第に雲が増えて、10日(金)は低気圧の通過により雨が降る予想です。この雨を境にさらに気温が下がる予想で、週末頃からは最高気温で20度に届かず、昼間でも上着が必要な肌寒さとなりそうです。

(KRY山口放送 気象予報士 中原一徹)