【動画】「妻が難病で自分が買い物に…食べていかないといけない」スーパーの屋外売り場に突っ込んだ89歳男性「運転はもうやめようと思う」
24日午前、岩国市のスーパーで89歳の男性が運転する乗用車が屋外商品売り場に突っ込む事故があり、客1人が軽いけがをしました。
警察などによりますと、24日午前10時半ごろ、岩国市周東町にあるスーパーの駐車場で乗用車が、屋外商品売り場に突っ込みました。
この事故で、売り場にいた70代の女性1人が驚いて逃げようとした際に転倒し、軽いけがをしています。
警察に対し、「バックで駐車しようとしたがシフトレバーが「R」に入っておらず、誤って前進した」などと話しているということです。
運転手男性（89）
「（シフトレバー誤操作後に）間違えてアクセルを踏んでしまって突っ込んだ。ブレーキとアクセルを間違って。わけが分からなくなった」
男性によりますと、妻が難病で歩行が困難なため、普段から男性が車で買い物に行っているといいます。
運転手男性（89）
「来年の3月に免許が切れるから それから（運転を）やめようと思っていた」「（他人から返納を）言われたことがあるがどうにもならない、買い物をしないといけないから。食べていかないといけないから」
ただ男性は今回の事故をきっかけに「運転はもうやめようと思う」とも話しました。
警察が事故の詳しい原因を調べています。
