ちいかわファン、東京スカイツリーに殺到して「地獄絵図」 コラボカフェ待機客が地上350mで「難民化」
東京スカイツリーで10月17日からスタートしたばかりの人気漫画「ちいかわ」とのコラボイベントにファンが殺到して、混雑状態が続いている。あまりの混雑ぶりにSNSでは「地獄絵図」とまで投稿する人も続出している。
このコラボイベントは、地上450メートルの「天望回廊」と地上350メートルの「天望デッキ」を中心に開かれており、入場券が必要。
SNSの投稿によると、午前中に「天望デッキ」の「ちいかわ」コラボカフェの整理券を入手しても、実際に入場できるのは夕方以降になってしまう人もいるという。
「天望デッキ」は再入場不可のため、そのまま待機せざるを得ず、訪れた人はSNSに「難民」と投稿するなど、不満が高まっている。
⚫️混雑状況によっては「再入場可」になることも
このコラボイベントは「ちいかわ☆星ふるスカイツリー」で、来年1月16日まで開かれている。
東京スカイツリーを運営する東武タワースカイツリー株式会社によると、ちいかわの世界観が堪能できるフォトスポットや、コラボ限定オリジナルグッズの販売などがあり、ファンから大きな期待が寄せられていた。
しかし、イベント初日、エックス(旧ツイッター)には訪れたファンから、混乱した様子が数多く投稿された。特に混雑していたのが、コラボカフェだ。何時間も待たされるファンが多く、正午に整理券を入手したという人がカフェに入店できたのが午後8時30分だったという投稿もあった。
SNS上の投稿によると、「天望デッキ」への再入場は不可で、そのままフロアで待機を余儀なくされたという。また、飲食店やベンチなどが十分ではなく、疲れて床に座り込んでいる待機客の画像もエックスには投稿されている。「難民続出」と書き込む人や、運営の改善を求める人もいた。
弁護士ドットコムニュース編集部が、東京スカイツリーコールセンターに問い合わせたところ、基本的に「再入場不可」ではあるが、その日の混雑状況によっては「再入場可」の対応をとることがあるという。10月19日以降の対応は決まっていないとのことだった。