サムスンは次期フラッグシップ機「Galaxy S24 Ultra」では、前モデルS23 Ultraの光学10倍ズームカメラを5倍にダウングレードするとの予想が有力になっています。

 

それでも、前モデルで可能だった最大100倍のデジタルズームが、Galaxy S24 Ultraでもできると著名リーカーが主張しています。

 

リーカーのRGClouds氏によると、Galaxy S24 Ultraのカメラはメインカメラが2億画素、超広角カメラが1200万画素、3倍光学ズームが1000万画素、そして5倍光学ズームが4800万画素とのこと。10倍光学ズームへの言及がありませんが、それは廃止されるため(5倍に変更される)のようです。

 

アップルのカメラソフトウェア担当幹部は、静止画の撮影であれ動画の撮影であれ、手ぶれ補正に関しては5倍の方が圧倒的に優れているため、光学10倍ズームへの強化は控えたと述べていました。

 

Galaxy S24 Ultraは、10倍光学ズームから5倍へと一見すれば格下げしたようで、画素数を1000万から約5倍にすることも合わせて、手ぶれ補正と画質の改善を両立させるのかもしれません。

 

それでも「10倍から5倍に光学ズームを引き下げれば、100倍デジタルズームは使いにくくなるのでは?」と疑問を投げかける人たちもいます。それに対してRGClouds氏は、Galaxy S20 Ultraが光学4倍、ファーウェイのP60 Proが最大3.5倍でも100倍デジタルズームを実現しており、特に(デジタル処理の時間は)酷くなかったと反論しています。

 

Galaxy S24 Ultraには、クアルコム製の最新鋭チップ「Snapdragon 8 Gen3」が搭載されると噂されています。このチップの進化により、カメラの画質や使いやすさも向上すると期待したいところです。

 

Source:RGClouds(X)
via:Wccftech