『燃えろ!!プロ野球』の伝説的バグを生んだ人。あの“バントホームラン”が生まれた真相を激白
10月16日(月)放送の『激レアさんを連れてきた。』は、福田麻貴(3時のヒロイン)と向井慧(パンサー)をゲストに迎え、「ある余計な一言を言ったせいでテレビゲーム史に残る重大なバグを生み出し日本中を大混乱に陥れた張本人」を紹介する。
ファミコン誕生40周年という記念イヤーにやってきたのは、セキさん。
なんと彼は、総販売本数170万本を記録し大ヒットとなった1987年発売の伝説的ゲーム『燃えろ! !プロ野球』の生みの親だ。
しかし、このゲームにはある問題があった。それは、送りバントするとホームランになってしまうという、開発者も気づかなかった重大なバグ。
今でも“キング・オブ・バグ”として語り継がれているこのゲームの制作途中に、いったい何があったのか?
1986年。新しい野球ゲーム『燃えろ!!プロ野球』の発売を1年後に控え、日々開発に奮闘していたセキさん。
そんなある日、他社からとんでもない野球ゲームが発売され、衝撃を受ける。
野球ゲームの礎を築いたその商品に日本中が熱狂するなか、セキさんは大急ぎで社員を集め緊急会議を実施。発売まで6ヶ月を切っていた『燃えプロ』を、イチから新しく作り直すというムチャな要求をする。
こうして8割方完成していたゲーム内容を、超リアル志向の野球ゲームとして180度変更することに。
しかし、セキさんのムチャぶりはそこからも止まることを知らず!? さらには、元東京ヤクルトスワローズの助っ人外国人選手であるボブ・ホーナーに感銘を受けたセキさんは、あることを思いつくが…。
セキさんからの要求に応えようと、社内は創業以来の大てんてこ舞い状態に。発売後、世紀の大バグはどのようにして発覚していったのか。
75歳の今でも現役でゲームを作り続けるセキさんの身に起こった、世紀のバグにまつわる激レア体験を追う。