日向坂46・齊藤京子、初の単独主演作は「本当に前代未聞」 “パラサイト不倫”ドラマ『泥濘の食卓』の魅力を語る
2023年10月21日(土)よりスタートする、日向坂46・齊藤京子主演のドラマ『泥濘の食卓』(ぬかるみのしょくたく)。
2016年に『悪い夢だといいのにな』で「第75回ちばてつや賞」大賞に輝いた新進気鋭の漫画家・伊奈子が手掛ける話題作のドラマ化となるこの作品は、“パラサイト不倫”が描かれる物語だ。
齊藤演じる主人公・捻木深愛(ねじきみあ)は、バイト先のスーパーの店長と不倫の恋に落ち、その純粋すぎるがゆえにまっすぐな愛は度を越えていく。深愛はやがて、愛する店長だけでなく、店長の息子、そして店長の妻にまで近寄っていき、徐々にその家族へと寄生。“泥濘”へと引きずり込んでいく。
そんなドラマ『泥濘の食卓』で初の単独主演をつとめることになった齊藤京子。動画インタビューで、作品の魅力や注目してほしい台詞について語っている。
◆主人公・深愛は「素直でまっすぐで本当にいい子」
「『泥濘の食卓』は、“パラサイト不倫”というキャッチコピー。普通の不倫ドラマとはまた違った、見たこともない展開というか、純粋すぎる愛が家族全体を巻き込んでしまうという、本当に前代未聞の“パラサイト不倫”ドラマになっていると思います」
ドラマについてこのように紹介する齊藤はさらに、その魅力については、「(通常は)こういう物語っていうのがあると思うんですけど、それの逆をいくのが『泥濘の食卓』。味わったことのない感覚になるというか、本当に面白い。そこがすごく魅力的なポイントです」と話す。
そして、演じる主人公・捻木深愛(ねじきみあ)のキャラクターについては、「両親からすごく厳しく躾けられたこともあって、常に見張られてるかのように背筋が伸びた状態というか、みんなから好かれるような愛されるようなキャラクターで、しっかりしていて礼儀も正しい。素直でまっすぐで本当にいい子ですね」と分析。
続けて、自身と重なる点については、「常に見られてるっていう意識でいたりとか、“素直”なところは(周囲から)よく言われることでもあったりするので(笑)、ちょっと似てるのかなと思うところはあります」と話した。
そんな“素直でまっすぐで本当にいい子”な深愛が、どのように家族に寄生していくことになるのか――描かれる“パラサイト不倫”に深い興味を抱かずにはいられない。
そして齊藤は、注目してほしい台詞については、「『大丈夫ですよ』っていうセリフを深愛がこの作品で何回も言うんですけど、どのシチュエーションもちょっと違った表現の『大丈夫ですよ』なので、ここはちょっと見ていただきたいなと思います」とコメント。
深愛から発せられる七色の「大丈夫ですよ」にも注目だ。
◆初の単独主演に「気合いとやる気がすごい」
また、今作『泥濘の食卓』で初の単独主演をつとめる齊藤。
ドラマが決まったときの心境については、「本当にうれしくて、いまだに実感しきれてないくらい。その思いを作品に乗せられるようにがんばります」と話す。
さらに、「今年の一発目のブログで、『今年はドラマに出られたらいいなぁ、とか言ってみる』みたいに何の気なしで書いていたんです。でも一発目のブログでもあったし、正直内心思っていたことを書いたつもりでもあって、だけどまさか叶うなんて思わなかったからそんな感じで書いたんですけど、本当に叶って…。言葉にするって大切だなって思いました」と感激した様子で語った。
「気合いとやる気がすごい」と自ら話し、作品については「前代未聞の、たぶん皆さんも本当に味わったことのないような感覚になる、ものすごく面白いドラマとなっています」と自信をもつ齊藤。その熱演から目が離せない。