石田ゆり子&吉瀬美智子、ドラマSP『友情』に出演!本木雅弘&滝藤賢一を見守る妻役に

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11月11日(土)に放送される、“ミスター・ラグビー”平尾誠二さんとノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授、2人の知られざる友情物語を描くドラマスペシャル『友情〜平尾誠二と山中伸弥「最後の一年」〜』。

約10年ぶりに民放ドラマ出演を果たすことになった平尾誠二役の主演・本木雅弘と、本木のラブコールを受けた山中伸弥役の滝藤賢一が初共演する同ドラマに、石田ゆり子と吉瀬美智子の出演が決定した。

本木が演じる平尾誠二さんは、日本代表としても活躍した元ラグビー選手で、神戸製鋼コベルコスティーラーズ総監督兼ゼネラルマネージャー、日本代表監督なども歴任し、名実ともに“ミスター・ラグビー”と呼ばれた伝説のラガーマン。

そして、滝藤が演じる山中伸弥教授は、「ヒトiPS細胞」の研究でノーベル生理学・医学賞を受賞した医師で、平尾さんとは雑誌の対談で意気投合して以来、家族ぐるみの付き合いを続けていた。

異なる分野で活躍する2人は、「40歳半ばを過ぎてできた親友といつまでもこんな関係を続けていけたら」と願うが、2015年に平尾さんががん宣告を受ける。

普通なら狼狽するところ、前向きに病と闘う決意を固めた平尾さんと、医師として治療法や病院探しに奔走し、最後まで親友に寄り添い続けた山中教授。

そんな夫たちの友情を温かく見守り続ける妻を、石田と吉瀬が演じることになった。

◆石田ゆり子が平尾惠子役を熱演

平尾誠二(本木)の妻・平尾惠子を演じるのは、石田ゆり子。

本木とは、ドラマ『聖夜に抱きしめて』(1991年)以来32年ぶり、さらに演出を手掛ける藤田明二監督とは、ドラマ『美味しんぼ』シリーズ(1994年〜)以来の再会。

石田は「いつかまたご一緒したいと思っていたので、この作品に参加できて幸せだなぁと思いながら撮影に臨んでいました」と微笑む。

しかし、「惠子さんを演じる緊張感と責任感をずっと背負っていました」と、そのプレッシャーは凄まじかったようで、「雰囲気を含めて惠子さんに似ていた」というスタッフの言葉に安堵の表情を浮かべていたという。

また、とくに印象的だったのは「本木さんと私が夕焼けに向かって祈るように佇むシーン」と語った石田。

「特別なシーンだけ、僕はこれを着る」と言って実際に平尾さんが着用していた上着をまとった本木と石田が美しい夕景の中に佇むという、互いを思う夫婦の姿に心打たれる1シーンとなった。

悲しみや辛い気持ちを隠し、常に夫の意志を尊重しながら寄り添い続けた惠子役を体現する石田の繊細な芝居に注目だ。

◆吉瀬美智子が山中教授の妻・山中知佳に

山中伸弥(滝藤)の妻・山中知佳を演じるのは、吉瀬美智子。

「キャストの皆さんが豪華で、実はプレッシャーを感じていた」と語った吉瀬だが、山中が平尾と対談で意気投合して大喜びしている姿や、そこから親友となり友情を育む姿をいつも笑顔で見守り続ける知佳を体現している。

自身も医師である知佳は、平尾を救いたい一心で惠子に厳しいことを言ってしまった夫に「家族の心情を汲み取ることも医師としての役割」と訴えるなど、時に冷静なアドバイスも送る。

また、平尾の前では気丈に振る舞う惠子が知佳の前では思わず涙をこぼしてしまうなど、包み込むような優しさをもつ頼れる存在でもある。

吉瀬が「今回の撮影を通して、あらためて“友情”っていいなと思いました。惠子さんと知佳さんの女性同士の友情も温かくて…本当にたくさんの方に知っていただきたいです」と語るとおり、平尾と山中の友情だけでなく、惠子と知佳の温かい交流も本作の見どころの一つだ。

また吉瀬は、「病気と向き合う平尾さんの前向きな考え方や、たくましい生き方を知って、自分自身も強くありたいなと思いました」と、この作品との出会いで変化した意識についても語っていた。